過去の旅行記【2011年インド後編】

ネパールインドへ戻る

サウナ後の水風呂に入る気分だ

国境からパトナーっつうとこまでバスで向かう

頭には『インディアンは嘘つかない』が無限ループしている

この状況は限界が来てるって意味で、心身ともに限界に達するとコノ曲が脳内でリピートされること、実は前にもあったから知ってる。 

フラフラしながらも何とか宿をゲット・・ したのは良いんだけど、たった1件のこの宿に辿り着くまでに語りつくせないほど数々の壁があって、ついにインド来て初めてファックユーを口にしてしまった。

神に誓って嘘ついてくるインド人達のエネルギーが凄すぎる。

ちなみにコノ国の神様に纏わるストーリーは面白い

例えば自分の息子の首を斧で切った男が神様だったり、我に返ったその男に、頭の代わりとして象の頭を無理矢理つけられた息子が神様だったり。 

そしてその首を切られた息子こそ、かの有名な商売の神様、ガネーシャ。

次の日、何とか夜も明けて、東インドの大都会カルカッタを目指す。 


列車出発まで10時間、まぁひたすら待つしかないんだけど。 

気付いたら10人以上のインド人に囲まれてしまう。パトナーには外人はあまり来ないらしい


言葉理解できないのにしつこく居座る。 

非常に厄介である。

パトナーがあるこの州はインドの中でも一番貧しい州でまさに世界の縮図。 


待ってる間に自分が見てる光景が信じられなくて辛くも感じた。

インドでは事実、カメラ向けるのに躊躇するような光景が多すぎて写真を撮りそこねる。 

10時間後、幸運にも電車は定刻通り来て案の定自分の席にいたインド人を蹴落として座席に着いて

完全に風邪をひいた。まだ自分はインドに馴染めてないらしい。

何度も吐きそうになりながら着いたカルカッタで向かったのはサダル・ストリート。小さいけど有名な安宿街、名前からしてイケてる。 

ここカルカッタはバングラディッシュとの国境に近く、大使館もある為ビザを取り来るついでだ。

カルカッタでまず目に付いたのは国道16号ほどの道路のすぐ横で大人が本気でクリケットしてる光景。 

大人たちがフルスイングしてるその横で子供が洗濯やら食器洗いやら家事全般をこなしてた。

かなりシュールで笑えた。

インドの代表的なスポーツがそのクリケットなんだけど、クリケットの試合がある日はインド全体が壊れる

試合の日に外出歩いてたら殺されるかもしれないって位みんなイカれるから、その日は花火やら叫び声やら破壊音が朝まで止む事はない。

そんで、ここは都会だけど少し道を外れると他の街でも見られるような光景がまだまだ残ってた。 

庶民の足として今でも人力車が活躍してるんだけど、政府がライセンスの発行を止めた為、今いるドライバー達で最期。ドライバーは中高年がほとんどだから、ここから人力車が消える日もそう遠くない。 

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そういえば、サダルストリート周辺にはマックやらサブウェイやらがあって感激したのを覚えてる。せっかくだからインド限定マハラジャマックを召し上がってみた

味はやっぱりカレー。

そんなこんなでバングラデシュへの旅行も済まし、また水風呂に浸かりに戻ってくる

次の目的地は西側のジャイサルメールだ。

タイムイズマネー、時間を金で買えるのは裕福な国に生まれた僕らだからこそ成せる業。

裕福な国に生まれた貧乏な僕は飛行機ではなく来た道そのまま列車で引き返すこと20時間以上。

最初の出発地ニューデリーで一息ついて、ここから西にあるラジャスターン州を目指す。 

ここは年中暑いこの国で一番暑いエリア、その上訪れた5月は一年のうち最も暑い季節。

日中の最高気温、50度。

熱めの風呂より10度も暑い。


というかインドは暑さで死ぬ人が毎年何人もいるって聞く。

この州に向かう途中、オーストラリアの砂漠で死を覚悟した気温が45度だった事を思い出した。 

列車に入ってくる熱風で瀕死してたら気付いたら着いたジャイサルメール。

この州の最西端でパキスタンとの国境まで100キロ。 

街はかなり中東っぽい雰囲気で美しい。

ちなみにこの街の別名ゴールデンシティ。 


ほとんどの建物が砂で出来てる。 

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この州は大きく4つの主要都市に分けられんだけど、4つの街はそれぞれ色で表される。 

ゴールデンの他にもブルー・ホワイト・ピンクシティーって感じでかなりパステル。もちろん街中の建物はほとんどが其々の色で統一されてる。 

そしてここのインド人の横暴?もひどかった。

腕掴んで無理矢理建物に連れてこうとしたり、泊まってる宿を聞きだすとお前が泊まってるホテルはマフィアが経営する宿で何人かは金取られた挙句、殺されてるから気をつけろとか言ってくる。 

例え嘘だとわかっててもこれは怖い

ホテル側も小さい嘘をちょいちょいついてくるし他の街で泊まったら1万はしそうな部屋がたった200円ってゆう怪しさもあって、かなり迷った。 

けど3時間話し合って納得した上で腹くくってそのホテルの砂漠ツアーに出発することにした訳です。 

向かったのはパキスタンとの国境にほど近い砂漠。 


自分以外にガイド2人、スペイン2人、カナダ1人の計6人。 

それとラクダ!!!

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ラクダに乗って周りを見ると孔雀やらイノシシやら野生動物の宝庫。人間も動物の一種にすぎない事を思い出した。

昼飯作って小さい村なんかも巡ってたらラクダを乗りこなせるようになってきて、また一つ自由になれた気がしたよ。

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そんな頃、見えてきた砂丘。まだ足跡もついてない、イイネ。 

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そうこうしてると時間も夕暮れ時、太陽が近いからサンセットの日差しも半端ではない。今宵はこの砂丘で一泊。 

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トイレも水道も電気も、何にもないけどそれでも夜は明ける。 

インド人ガイドの鼻歌聞いてエキゾチックな気分に浸かりながら気付いたら寝てたんだけど、深夜ふと目を覚ますと寝起きでも鳥肌ビッチリ立つ位の満点の星。

夜が明けると昨日つけた足跡も風で消えて、また綺麗に波打ってました。 


そんな感じで次の1日も過ごす

ガイドの人も良い人で結果、殺されなかった。


インド人にとって嘘は方便なんだろう、きっと。

良いことも悪いこともないインドで頭では分かってるつもりだった『自分らしく生きる』ってヤツの大切さを体で感じた気がする。

やってる事も言ってる事もめちゃくちゃだけどインド人は皆、とにかく全力で生きてる。 

あとインドはデカイ

東と南側で文化が全然違うらしい

次はムンバイに行ってみたいと思う

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