最悪の事態に誘導される世界中の一般人【ヘルマン・ゲーリングの名言】

名言

こんにちは、砂肝産業デス。

2歳の娘と旅に出た台湾から帰国して、ようやくブログの更新が出来るようになりました。

今回は行く必要があったにせよ、やはり今やるべきことはブログの更新を続けていくことと認識している中での旅行は、気が気じゃない部分もありましたね。

とはいいつつも、更新をしていない間も今まで積み重ねてきた記事の一部から収益が少しづつ発生していて、ブログという存在の可能性を改めて感じる期間となりました。

さて、そんな2020年の年始ですが、僕が台湾に滞在している間に世界は大きく動きました。

特に大きな出来事と言えば、急激に緊迫したアメリカとイランの関係ではないでしょうか。

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アメリカにより殺害されたガーセム・ソレイマーニー

さかのぼること1週間前、アメリカ軍によりイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害されました。

2020年1月3日、ソレイマーニーは車列でバグダード国際空港そばを走行中に米軍の無人攻撃機のMQ-9 リーパーによる攻撃を受け、カターイブ・ヒズボッラーの最高指導者であり、PMFの副司令官でもあったアブー・マフディー・アル=ムハンディスを含む4人とともに死亡した

Wikipedia

現在なんとか自体は収束しつつあるようにも見えますが、世界は今回のいっぺんで確実に不安定になりました。

個人的にトランプ大統領は買っていたのですが、アドレナリンが出すぎてしまうタイプの人で、興奮しやすく盛り上がりやすい英雄志向。

それによって事態が思わぬ展開に発展してしまう危険性もある大統領だということが、今回僕が強く感じたところです。

世間の大半の人はトランプ大統領のことを快く思わない人が多いとは思うのですが、僕は結果重視でビジネス感覚があるところが、今までの政治家とは違って、良いところもあるなと思っていました。

なにより、ノリが分かりやすいですよね。

思ってる事そのまま言ってるんだろうなというのが、探り合いが要らない分コミュニケーションとりやすいと思っていたんですね。

ただ今回アメリカという大国の大統領が「殺害命令」を出したというのは、どう考えてもやりすぎといいますか、「公表するべきことではないのに、やってしまった感」をどうしても感じてしまいます。

一国の英雄を、大統領の一言で殺害してしまうというのは、これはもう戦争になったってなにも不思議はないことでですよね。

アメリカに正義はないというのを世界に知らしめてしまったといいますか、「多くの戦争やいざこざはアメリカが操作している」のかなという感覚です。

こんなことをいうと「殺害指令」が出されてしまうかもしれませんね・・・

今こそ響く【ヘルマンゲーリングの言葉】

ということで、こんな危機を繰り返しながら進むこの世界ですが、こんな時こそ過去の偉人の名言から一般市民が考える機会です。

皆さんはヘルマンゲーリングってご存じですか?

ヘルマンゲーリングは第一次世界大戦における軍人で、ドイツの政治家です。

ヒトラーの後継者に指名されるなど高い政治的地位を占めたのですが、ヒトラーと真逆の対外穏健派の人物です。

この人物の言葉が以下なのですが、この言葉が世界における戦争や平和というものを全て物語っていると思いますので、今回は紹介します。

もちろん、一般市民は戦争を望んでいない。貧しい農民にとって、戦争から得られる最善の結果といえば、自分の農場に五体満足で戻ることなのだから、わざわざ自分の命を危険に晒したいと考えるはずがない。当然、普通の市民は戦争が嫌いだ。


しかし、結局、政策を決定するのは国の指導者達であり、国民をそれに巻き込むのは、民主主義だろうと、ファシスト的独裁制だろうと、議会制だろうと共産主義的独裁制だろうと、常に簡単なことだ。


国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。とても単純だ。


自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に晒す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。


この方法はどの国でも同じように通用するものだ。

僕がこの名言に思うこと

以上、ヘルマンゲーリングの言葉です。

これはもう、体験談として言っていることなので信ぴょう性は疑う余地もないですね。

ここからは僕の意見になりますが、アメリカに限らずここ数年の日本でも、まさにこの言葉通りのことが起こってきたな・・・と思いました。

たとえば現政権による憲法改正、集団的自衛権の行使をとか、ね。

どの国でもそうだと思いますが、マスコミやテレビは国やスポンサーの意向が現れるものなので、そういったメディアによる印象操作や誘導を受け、

ネット上では戦争に反対の立場をとる平和主義者にたいしてさえも、誹謗中傷コメントが多く届くようになりました。

こういった世間の流れを見ると、国がネットにあふれるコメント欄をも操作してるのかな?なんていう気にもなりますが、そういった流れを作っている、その「雰囲気作り」こそが国の仕事なんでしょうね。

ここで、話がややこしくなるのが「戦争は国単位で見ると得になる」ことがあるということです。

例えば、個人という「イチ人間の幸せ」に関していうと戦争は間違いなく不幸なものですが、国として見ると経済的に考えると「得」になることがあります。

そう考えていくと、たしかに戦争や外国との不仲は、巡り巡って自国の為でもあると、

「争いは国の為である」という言い方も、あながち間違ってはいないのです。

戦争は「商売」で、儲けることが出来る「チャンス」ということ。

商売で勝利を収めるには「商売感覚」の必要があり、だからこそ「自分の持ち出しを減らして利益を最大限に捻出する」こと

つまり、もともと商売人のトランプ氏を僕が買っていたのは意外にも「理にかなっていた」ということが今回の記事を書いていて、判明しました。

これまでの話を一言でまとめると【資本主義では世界が平和にはならない】と、

こういうことではないでしょうか。

今回のアメリカとイランの緊張状態は少なからず日本にも影響は出ると予想される中、基本的に人も国も「敵の敵は味方」であり「敵の味方は敵」の場合が多いので、

アメリカ、イランのどちらかに肩入れするのは日本に住む人間を危険に近づける行為の様に僕は思っています。

皆さんはどう思いますか。

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