30年前と比較した現在の日本

雑学
Mr.T
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この記事では約30年前と比較した『現在の日本』を具体例をあげながら考えてみます。30年前と言えば1989年、つまりは平成元年です。

『古き良き昭和』なんて言われますが、そんな昭和が終わったばかりの平成初期と現在の令和初期。

果たして、どっちが良かったの?

こんにちは、砂肝産業Mr.Tです。

みなさん、日常の生活において、日々幸せを感じてますか?

もし今自信を持って幸せです!と言えないのであれば、それはどうにか幸せになれるように改善していきたいところですが、

古き良き時代とうたわれることもある昭和時代のように、果たして昔の人は今の人よりも幸せだったのか。

僕は今33歳なので当時の記憶はありませんが、小学生だった25年前の記憶や、記録のある当時の状況を元に、色々考えてみたいと思います。

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30年前の実態

まず大前提ですが、30年前というとピンポイント過ぎてしまいますよね。

そのため、この記事では約30年前ということで、昭和後期~平成初期の前後と比較して変わった現在の日本を見ていきますね。

以下は30年前の日本に、実際にあった行動の一覧です。

教師がチンピラ

昔は教師がチンピラでした。

というか、今でいうチンピラみたいな人達がそこら中にいました。

生徒の尻を蹴り上げたり、ゲンコツで頭を殴ったりと、今だったら大問題になることばかりでしたよね。僕の記憶のある時代でも多少その雰囲気があったので、それより以前は、より過激だったと思われます。地元の先輩なんかにも『ワル』が沢山いました。

連帯責任が当たり前

学校繋がりでいうと、連帯責任で全員で雑巾がけをやらされたりすることがありました。この行為によって何を教育出来るのか全く不明で、個人的にはかなりあり得ない指導方法だと思うのですが、それが当たり前だった時代なんですね。

一人がミスしたら全員で責任を取るって、意味が分かりません。すごく『北朝鮮的な社会』のイメージがあります。

でも、これは今でもあったりするのかな?

給与の額は同じ

30年前の1989年の平均給与はほぼ同じ、金額にして約412万円でした。

物価は多少安かったのでそれを加味すると幅も出てきますが、バブル終盤ということを考えても、思っていたよりは変わらない印象です。

ただこれは、給与には反映されない”賞与”として恩恵があったから金額が変わらないように見えていると思われます。

賞与とはつまりはボーナスですが、30年前の当時は100万円単位で配給があったそうです。そんな中にいる一部の景気が良い人達は、タクシーを1万円札を振りあげて止めるという行為が見受けられたそうですね。

今同じことをやると『下品だ!』『マナーがない』と言われそうな行為です。ちなみに当時は1ドルが150円弱。

逆に平均年収が一番高かったのは平成中期ということで、2000年前後の平均給与は500万円をこえています。当時1ドルが約105円前後と相場は現在と同じ水準でした。

人の頭を引っぱたく

昔はわりと平気で人の頭を叩いていましたが、今そういったことは子供間でもあまりないですよね。これって要は社会の雰囲気で決まるものなんですね。

というのも当時は教師やテレビに出るタレントも平気で人の頭をぶっ叩いてましたから。

それを見た人たちが同じ行動をとると考えると、ごく自然な成り行きだと思います。世界では人に頭を殴られて黙っている人はまずいないですし、周りも黙っていない。

そもそも頭は神聖なものなので、人の頭を殴るという行為は今も昔も『日本固有の文化』だったんです。

立ちションが普通

昔は立ちションが普通でしたよね。

今でも地方へ行くと、道の真ん中でする人も、ごくたまーに見かけますが、都市ではほぼ見ることがありません。

でも、昔はそこら中にいました。

立ちションならまだマシで、野グソも割といましたからね。

公共交通機関の車内やホームでタバコが吸えた

タバコは本当に、どこでも吸うことが出来ました。

喫煙者が多いせいか、はたまた排気ガスや工場の煙からか、唾や淡を吐く人も多く、街中にタバコの吸いがらが落ちていた時代です。

電車、新幹線、飛行機、バス・・・またそれらに付随する乗降場でも普通にタバコをくゆらせていましたよね。映画館や飲食店などの場所も禁煙の場所はありませんでした。

小学生の喫煙者も多かった

インドネシアには3歳のヘビースモーカーが一時話題になりましたが、さすがにそこまでではないものの、昔は未成年の喫煙もとても多かったんです。

国内の場所にも寄ると思いますが、小学生の喫煙者も実は結構いた時代です。当時タバコの自販機は少なかったので、未成年にも売ってくれる近所のタバコ屋に子供が殺到したりして話題になりました。

女性にも平気で手を挙げていた

昔はテレビなんかでも女性を平気で殴ったり引き吊り回したりしてました。

そういうのを見て、見る人も普通に笑っていました。女性が男性に振り回されるのを見て楽しむお笑いの文化。暴力性がないと分かっていたとしても、相当あり得ない。この感覚がない人ってまだいるのかもしれませんが、そんな人でもガラパゴス状態の外の世界を知ってしまった時には閉口する行為です。

たしかにそういうのが平気な女性もいるかもしれませんが、そうでない人も多いというのは理解すべきこと。

今考えると恐ろしいことでしたね。

平均寿命が低かった

昔は平均寿命も今と比べて短かったです。現在の平均寿命は約80歳。

30年前と比較して、男女ともに約6年ほど長生きする時代になりました。平均寿命が80歳って、控えめに言ってすごいですよね。

そんな状況で、寿命が延びているのに年金支給は逆に減っていく・・・

つまり、年をとっても働き続けないといけない状況が色濃くなっているというのが嫌でも理解できます。

ちなみに約70年前の1947年の日本人の平均寿命は『50歳』。この70年で30年も寿命が延びています。

鬱病が少なかった

鬱病、躁うつ病の患者数は現在よりも少なかったようです。

現在では、30年前のうつ病患者数の3倍弱にもなるようです。

鬱病という病気に関しての理解も少なかったと思うので一概には言えないのですが、ストレス社会と言われる現在の日本ですし、街の雰囲気を見てもお店などでは大音量で無邪気な音楽が流れ続けてる一方、道行く人の印象は暗いので、『鬱病は増え続けている』と見るのが自然であると思います。

参照:https://honkawa2.sakura.ne.jp/2150.html

携帯がなかった

これは一番分かりやすいかもしれませんが、30年前は携帯電話は普及していませんでした。

正確にいうと、一部のお金持ちが重さ3kgの大きな携帯電話を肩に下げていただけで、ほとんどの人は公衆電話や自宅の固定電話を使って電話していた時代です。

今考えると、約束の時なんか待つ側は気が気じゃないですよね。

下の動画は1987年のNTTのCMです。まだまだ携帯が普及していない時ですね。

NTT 携帯電話CM 80年代

30年前と比較して今思うこと

ということで、30年前の日本の雰囲気をお伝えしてみました。

最近の10代や20代前半の方には衝撃的なところもあるのではないでしょうか?

個人的にまとめてみて、僕が驚いたのは以下です。

タバコが吸えた衝撃

タバコがどこでも吸えたのって、今考えるとあり得ないですよね。

しかし当時はそれこそ当たり前の光景で、そこに文句を言う人は変人扱いされるほどでした。

電車で隣に座った人がタバコ吸ってるって、そんな感覚忘れていましたよ。でもこれは僕が小さい時には普通にあったことを思い出しました。

タバコに関して、最近になって日本は大きく変わりましたが、それまではかなり遅れをとっていたと思います。約10年ほど前の話になりますが、世界中で飲食店や店舗などの施設内は全て禁煙にするという雰囲気になっていたにも関わらず、日本ではどこでも吸えていましたし、

屋内禁煙が現実味を増してきた時にも、『実施すると飲食店の売上が落ちるから止めた方が良い』などの議論がされていました。条例自体は前からあったのですが、規則が緩かった感じですね。

それが今の様に厳しくなるキッカケとなったのは2020年東京オリンピックの開催決定です。開催国としての『見た目』を気にするために、一気に禁煙化が進み、今ではタバコを吸える場所がほとんどなくなりましたよね。

僕の経験でいうと今の日本は『タバコを吸える場所がほとんどない』ですが、海外は『店は徹底的にNGだけど、屋外ならOK』という認識のところが多いように思います。

『やる』となったら例外は非ず、徹底的にやるというのは日本社会の特徴の1つかもしれません。

30年間というのは短いようで長い

今までの話からも分かるように、30年間というのは十分に『国が変わる』期間なんですよね。

10年ひと昔という言葉もありますし、経済の良かった当時から考えても環境はかなり変わっているので、昔はとても貧乏な国だった東南アジアなどもここ10年で、ビルが沢山立ち、若者が趣味などにお金を使える余裕も出てきて、かなり大きな変化が起きています。

便利な昭和=発展途上国?

こう考えていくと、途上国の雰囲気ってまさに『昭和』なことが多いです。

途上国でも禁煙のところは多いですが、ルールでガチガチになっていない分、生きやすい環境が提供されながらも、テクノロジーの発達によって、生活自体はとても便利です。

超便利な昭和だと考えると、『古き良き昭和』と『閉塞感漂う現在』の良いとこどりを出来る住みやすさが、途上国にはあると思います。

個人的には『途上国』って言い方も先進国のオゴリがある感じがして、使いたくないんですけどね・・・。

抜きつ抜かれつ、各国成長のタイミングが異なるだけですから。

確かに日本は大きく変わったが、途上国は今大きく変わっている

ということで、確かに日本は大きく変わりました。

どこもかしこも清潔になり、マナーも良くなった分、なにか押し込められてる感じがして、窮屈な側面も出てきました。

今は他の国々がこうなっていこうと大きく変わっている真っ只中で、現在のいわゆる途上国というのは、30年前の日本のように大きな変化をしているだろうという感覚が僕にはあります。

知人にタイのバンコクやマレーシア、ベトナムなんかに住んでいる友人がいるのですが、彼らは口を揃えて『住みやすい』と言ってますね。

わりとインフラの整った先進国であれば、住みやすいのはなんとなく頭で理解できますが、途上国が住みやすいってのは、30年前にはあまり考えてこられなかった価値観ですよね。

『発展の度合い』は『住みやすさ』に直結しないということが、現代にはあると思います。

僕たちの思っている以上に、外国での暮らしは便利で合理的なので、実際の生活にかかる不便さでは、意外に日本は遅れているな~と思う機会も多く出てくるようになりました。

スマホアプリを活用したサービスやネットインフラ、意味をなさないルールが今でもなくならないといったことは特に、日本の不便さの特徴だと思います。

僕はこの理由を【高齢者の数が多く、権力を握りすぎていて、新しい芽が育ちにくい】ということがあると考えています。

高齢者が多いということは『新しいサービスに消極的』で『若手の活躍できる場が減る』ことは間違いないですから。

意味をなさないルールというのは、例えば100円均一で買えるのに絶対に必要な『印鑑制度』や、未だにカードが使えない店も多い『現金主義』、難しい表現で膨大な書類を必要とする『行政手続き』などのような日本特有のシステムのことです。

最終的に30年前と現在なら、どっちが住みやすいのか?

以上のことから、30年前を考える場合、現在の東南アジア、特にバンコクやクアラルンプールのような大都市を不便にしたイメージを持つと、昔の東京の住み心地というのがなんとなくイメージ出来そうな気がしました。

結局どちらが住みやすいのでしょうか・・・。

僕が思ったのは、企業に勤める大多数の個人にとって、普段の生活は『30年前の方が住みやすい』んじゃないかなと思いました。

バブルで儲かったとしても、国全体が消費しようという雰囲気になっていたなら、一瞬で使い切る自信がありますが、それもまた刺激的で楽しめることと思います。

細かいことを気にしなくていい雰囲気というものは、日々の生活がしやすいです。

喫煙自由な街でも作ったらどうだろう?

あとは特徴的なのが、やっぱり『タバコ』に関してですよね。

喫煙者にとっては今の時代はとても住みづらいといえる時代ですが、僕の意見としては、なにも全てを時代の流れに押し込む必要はないと思うんですよね。

多様性というのはすごく面白いことでもあるので、日本の中でも雰囲気の良い場所、悪い場所、治安のよい場所、悪い場所、自由な場所、不自由な場所、きれいな場所、汚い場所などの相反する場所の格差を広げて、自分が住みたい場所を自分で選んでいくというのが、居住地として魅力的な国になるのかなと思うところです。

それにはまず、政府が『喫煙自由な特区』でも作ったらどうでしょうか。

特区に関しては、例えばデンマークにある特別自治区『クリスチャニア』などを参考にすると良いかもしれません。クリスチャニアは全面喫煙可能地域だそうです。

まとめ

ということで、思いつく限りで上げてみましたが、どうでしょうか?

皆さんは30年前の日本と今の日本、どちらに住みたいと思いますか?

ちなみに僕の個人的な答えは『現在の日本の方がいい』となりました。

僕の今の仕事(ブログや副業)や生活(働くという感覚がない)に関してを考えると、僕にとっては確実に『今の時代が好ましい』です。

その理由は、『働き方が多様』になって、生活費程度なら『頑張らなくても稼げる』からで、今はそれによって生かされているからです。

当時より生き方の選択肢がすごく増えています。

たしかに30年前の、大雑把に、気楽に生きていられた時代も楽しいとは思うのですが、田舎に住んで都会と同じ情報に触れることも可能になったのは、30年前にはなかった現代の魅力だと思っています。

ただ、先にも言ったように僕が自分で稼ぐという姿勢を持つ必要がないサラリーマン型の人間だったら、正直昔の方が住みやすいのかなと思います。昔の方が仕事があったと言いますしね。

今の時代は取捨選択さえできれば、自宅にいても情報に手が届くことで、自分次第で人生が簡単に切り開けることは魅力です。

言い換えると昔は『組織の時代』でしたが、今は『個人の時代』でもあると思います。

選択肢と情報は多ければ多いほど、良い。

選択肢や情報が増えると悩まされますが、自分の決断に責任を持つということができれば自分次第でどうにでもなるというメリットがありますね。

以上、『30年前と比較した現在の日本』でした。

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