砂肝産業のキムチ職人、Mr,Tです。
現在、妻の実家である韓国に滞在中です。
こちらに来てまだ1日ですが、娘が大人気なんです。
写真をとらせてくれと来韓中の外国人から、既に2回も写真をお願いされてしまいました。
いつも韓国へ来て思うのですが、日本はとにかく町も人も整然としていて、清潔感や社会の成熟度が高いのですが、
自由な雰囲気や人間らしさは韓国のほうがあって、実は韓国の方が暮らしやすいんじゃないかなと、滞在中の外国人を見ていると感じるところです。
本当に比べられることではないんですが、なんというか息苦しくないというか、外国へ行って肩ひじ張って生きる必要がなくなって、ハッと気楽になる瞬間ってありますが、そんな感覚に似ているかもしれません。
どこの国でもネット環境は問題ない
さて、今日はこれから、日本のパスポート保有率の低さが何故いけないのか、そのあたりを考えてみたいと思います。
今は韓国はコヤン市のイルサンというところ、airbnbで借りた部屋で記事を書いています。
エアビーで宿をとろう!前回に韓国で10日間の中期滞在をしたときは、ポケットWi-Fiを成田で借りていきましたが、今回も同じところで借りました。
ポケットWi_fiでもサクサク動くし、何なら自宅のWi-Fiより圧倒的に早くて快適なのですが、今は公共Wi-Fiの環境も発達しているので、まだ一度も電源を入れていないんですけどね。
本当に便利な世界になったなと感じました。
ネットがあればどこにいても良い時代は、インターネットを使って商売してる人には既に到来してるので、そこを目指すというのもネットビジネスの醍醐味の1つかもしれません。
ブログを初めて世界中から発信するためにちなみにポケットWi-Fiは1日500円位で使い放題です。
パスワード入れるだけで現地で即、使えるようになりますので、特に初めての国へ行く場合は持っていくのが吉です。

今はタブレットやスマホ1台あれば電子辞書やニュース読めるってだけじゃないですからね。
電話もLINEやらFACEBOOKやら使えば無料だし、極めつけはガイドブックさえも電子版で売ってますんでね。
海外へ初めて行ってから13年
そういえば僕が一人で海外へ行くようになってから13年が経ちました。
その間に33カ国、100以上の都市をひたすら歩いてきました。
たった13年でこれだけ色んな経験が出来たから次の10年はどうなるんだろうと、
33のオッサンでもワクワクしていられるのは新しい世界が常にどこかにあるということを知っているからだと思っています。
当時、まだネットがここまで普及してなかった10年前はガイドブックの東南アジア版とか、南アジア版とか、何か国もまとめて載ってる本をくしゃくしゃになるまで持ち続けて、その本を他の旅行者と交換したり宿に寄付したりしてましたけど、もうそんなのは必要ないですね。
10年一昔とはよく言ったもんです。
当時は旅行中に携帯見るなんて一度もなかったんです。
飛行機乗って電源切ったら成田に戻るまでは全く触らなかった。
今は日本にいても海外にいても同じ情報に触れられるし、発信もできる時代です。
街中にWi-Fiが配備されるようになってから先程言ったガイドブックの電子版が出てきました。
この時期は誰かがガイドブックを一枚一枚コピー機でスキャンしてPDFでまとめたであろう”地球の〇き方電子版”の仮バージョンも一緒に出回っていました。実に懐かしい。
何故、海外に行こうとしない?
それでもです。
これだけ便利でLCCも発達した現代で、気軽に外国を旅できる時代の割に海外を旅行する日本人が少ないというのです。

外務省の報告によると、なんと日本人は4人に1人しかパスポートを持っていないそうです。
日本のパスポートがあれば世界のほとんどどこにでも行けるのに。
最強パスポートランキング【Henley&Partoners】
一方、日本に遊びに来る外国人、訪日外国人は第二次安倍内閣が始まった2013年から急激に増えて3倍以上となりました。
この時期はアベノミクスの成長戦略の一部、大量に紙幣を擦る【大規模な金融緩和】で当時1ドル80円台だった円を一気に120円台まで持ってったんですよね。
アジア人の平均所得の上昇と、同時に円安になったことも相まって外国人にとって日本は随分と旅行しやすい物価の安い国になりました。

訪日外国人観光客数:国別を見てもらうと分かるのですが、距離的に近い中国・韓国は分かりますが、ポイントはヨーロッパからの旅行者数全員を合わせても香港からの旅行者数より少ないところです。
日本へ来る客は大半がアジア人。
欧米の人で日本に来る人は圧倒的に少数なんですね。
遠いですし、欧米人がアジア旅行へ行くといって連想するところは東南アジアだと聞いたことがあります。
10年前からの日本以外のアジア各国の存在感の上がり方は目を見張るものがあって、すごいスピードで世界が変わっていってます。
東南アジアは言うまでもなく、同じ東アジアでも、10年前に韓国や台湾人と給料について話したりすると日本の半分や3分の1程度の実感だったんですが
今じゃ韓国人の賃金は日本とほぼ変わらず、福利厚生ももしっかりしてる。
台湾人の給与も半分以上で、社会も明るい。
言語も2つ3つ話せるやつがゴロゴロいる。
タイを筆頭に東南アジアの物価もすこぶる上がって社会がどんどん整って改善していってます。
しかも日本以外のアジア人は本当によくお金を使います。
僕はかなりこの部分が問題だと思っているのですが、日本人は基本的に財布のひもが固いです。
しかもやたらと貯金したがる上、金払いは悪いのに異常なほどサービスに厳しい。
その結果、どうなったかといいますと海外の道端を歩くとよく分かります。
繁華街いっても10年前は『ジャパニージャパニー』言われて割とチヤホヤされましたが今じゃ中国語で話しかけられますし、日本人だといってもいい顔もされなくなりましたね。
東南アジアの若い子に妻が韓国人だというとK-popの影響で場のテンションは一気に上がりますが、僕が日本人だというとオザワマリア!とエロそうなニヤけた男の子から返されます。
その位、日本の存在感も重要度も低くなってきていますし、日本へ長期滞在した経験のある外国人と話をしても日本が住みやすい良い国だったという声をほとんど聞いた経験が僕にはないんですよね。
本当に、世界を知らない日本人は世界がどういうところで、どういう価値観でまわっていて、それがいかに理不尽であり、理にかなったものなのか一度は実感したほうが良いと思うんです。
人間皆平等ですから世界がどんどん裕福になるのは良いことだなぁと思います
僕が不安に思うのは、日本が世界を知らないおかげでどんどん貧しくなっていき、治安の悪化や国粋主義に走る人が増えてしまうところです。
人間は結局、カネと休みがないと心が荒むのです。
外国人のお金の使い方を見てて思うところは、日本は本当は社会で回っていなきゃいけないはずの現金が高齢者の貯金箱に入って動かないので、余計に不景気感じるんだなぁと思います。
やっぱ金は使わなきゃいけないんですよね。
稼いだら使うのがお金ってもんですよ。
高齢者が車の事故で若い人の命を奪うとか、自分たちのやり方に合わせないやる気のある若い芽を潰すとか、利権にむさぼりついてるとか・・・。
もうね、悲しすぎるわけで。
本音をいわせてもらうと高齢者が社会に悪影響を与えるだけの存在になってます。
その高齢者向けの政策やサービスばかりになることで、社会が退屈なものになるのも良くないし、
年寄りがいつまでも権力にしがみつくのはもっと良くない。
とにかく僕が言いたいのは、もう年配者に免許返納しろとかお金使えとか、若い子に好きなようにやらせろとか言っても本人が無理っていえば無理なので。
いい加減変わらない年配者のことはひとまずおいといて、まだ人生がこれからの若い人達はとにかく一度広い世界を知って人生における動き方を決めたらいいかと思うんですよね。
朝の満員電車で暗い顔した大人がつまらない人生を送ってしまってることが虚しいといいますか、
高齢に近づいてきて初めて日本と違う世界の面白さを知って、もっと早く外にでなかったことを後悔している人を沢山知ってますので、そうゆうの止めようよと。
そんな思いです。
海外の話を周りに言ったところで煙たがられる社会なのは分かってるので、誰も言いませんが、そう思ってる海外経験者は実は凄く多い。
だからまだあまり海外に行ったことのない方は是非1人で、1つでも現地の言葉を覚えて旅をしてみてみたらどうかと思います。
韓国へ来て子連れというだけですごく優遇され、不買運動だなんだと言われる中でダイソーやユニクロのレジに行列が出来ているのを見て、そんなことをふと思うわけです。
繰り返しになりますが、くだらないと思いながら続けてる仕事ならさっさと辞めて、数カ月でも外の世界を見てきたら良いのです。
今は航空券もメチャクチャ破格なので、大してお金もかかりませんよ。
格安航空券の見つけ方イージョゥ!

コメント