こんにちは、砂肝産業のMr.Tです。
皆さんは、人生楽しんでますか?
楽しんではいなくとも、満足していますか?
僕は希望を持って生きているので、自分の人生に満足こそしていなくとも、精力的に日々を楽しく生きているのですが、
僕の知ってる日本の大人は、人生を楽しんでいるという感覚を持っていない人が多く見えるんです。
何というか、今は生きてるけど別に死んでもいいかな・・・と思いながら生きている感じに見えるんですよね。
楽しいこといえば、金払って至れり尽くせりのサービスしてもらったような時で、
普段から楽しく前向きに生きてる人というのは、本当に少ないように思っています。
何で変えようとしないのか?って思うんですよね。
これ、完全に「思考」の問題なんです。
思考がないと、楽しく幸せに生きるのは難しいんです。
良い人生のために勉強しても無駄
先日、Youtubeを見ていたらその動画にはアッコ(和田アキ子)さんが出ていました。
その番組でアッコさんは、学生時代に勉強して頭が良かった人というのは正しい答えは言えるけど、1+1=2だとしか答えられない人が多いよね。
若いころ遊んできたような人達は、本心から言葉を発するので「人の心に響く発言」が出来るのよ。
・・・みたいなことを言ってました。
それを聞いて僕は「あー、確かにそうだな」と、すごく納得したんですよね。
何故納得したかというと、僕も勉強が大事なのではなくて、「思考」が大事だと思っているからです。
学習の勉強ではなくて、心の勉強をしましょうよという話です。
たくさん勉強してきたであろう政治家や官僚が、自分の立場の答えを押し付けるばかりで、いつまで経っても喧嘩してるって、心の勉強をしてこなかったから落としどころまで話を持っていくスキルがないんだと思うんです。
国会中継とか見てても、頭が堅くて、話し合いが出来なくて、働きすぎて臭そうな中年や年寄りしかいません。
そんな彼らが、ふんぞり返って口喧嘩しか出来ていなくて、頭が痛くなりませんか。
心の勉強をしないからと、あーいう風になってしまいます。

勉強する目的をはっきりさせよう
人生にそもそも意味などないです。
生まれて、生きて、死ぬ。
たったこれだけの事実があるだけのことです。
そこに意味を持たせようとしてしまうのが、そもそもの間違いで、
意味ではなくて「感情」を人生に落とし込まないといけないわけです。
人が生きていくうえで大事なのは「何をするか」ではなく、
「どう生きていきたいのか」を考えて行動すること。
そして、それに少しでも近づける方向へ進むことです。
それが「希望」となって、人生をポジティブなものに変えるんですよね。
勉強が好きで、それを生きがいとして生きるのなら、それは勿論良いのですが、
勉強するために勉強を頑張ったって、何の意味もないはずです。
何度も言いますが、必要なのは勉強ではなく、思考です。
中学生が学校を退学したと聞いて親の責任を問うような人は、学校へ行かないと勉強が出来ないから、もしくは義務だからと思ってる人が多いと思います。
ですが、勉強はやりたければ自分で出来ます。
義務だから学校行け!なんてのはそれこそ思考がなく、
義務は絶対という「独裁政権」のような考え方になってしまっているわけです。
こういう人って、勉強はしてきたけど思考はしてこなかった人なのかもしれません。
他者に何かを強いるということは、例えそれが何であっても「暴力」になると気付けていないからです。
だから僕は、勉強は必ずしも必要ではないけど、考え方を思考するというのは、人生において最も大事なことと思っています。
パソコンと数字に強いインド人
僕の好きなYoutubeチャンネルに「ASIAN BOSS」があります。
ASIAN BOSSは「アジア」をテーマに、色々な角度から各国を深掘りしていく番組で、日本人としてよりアジア人としての意識が強い僕にとって、めちゃくちゃ面白い番組です。
そのチャンネルで、インド人の計算能力を調査してるものがありました。
この動画では、いくつかのインド人が「インド人は計算機を使わない」と言っていますよね。
計算も早く正確で、これだけ暗算できる日本人は一般にほとんどいないでしょう。
ですが、僕はこれを見ても、インド人が優れているとか、先天的に数学が得意だとか、全く思いません。
ただ、そういった環境があっただけだという程度の認識です。
インドでは子供の頃から、暗算で答えを出すような教育なのかもしれませんよね。
お釣りの計算にレジがいらないというのは良いかもしれませんが、この「暗算が出来る」ことは確かに凄いんだけど、別にそれ以上の意味はないと思っています。
一方で欧米へ行くと、暗算が出来ない人って、めちゃくちゃ多かったりしませんか?
「60ドルの買い物で110ドル払って50ドル札を受け取る」みたいなときに、
100ドルで足りるから・・・と、10ドル突き返されてしまうこととか、結構ありますよね。
これって凄いことではないけど、僕たちは当たり前に出来ますよね。
でも別に、それがどうこうではないんですよね。
暗算が出来なくても身体能力がめちゃめちゃ高かったり、代わりに語学が得意だったりするわけですから。
ただ、「やってきたことが違う」というだけで、優れてるとか優れてないとか、そんな話ではない。
だから「勉強」をしたかどうかは、人生の成果には関係ない。
良い人生を送りたければ、やっぱり「思考」するしかなんです。
自分が何をしたくて、それをどうやって実現するかの「思考」です。
「何のために?」が一番重要!
やっぱり何事も目的をはっきりしないと、その行為は本末転倒になってしまいます。
いくら暗算が得意でも、好きじゃなきゃそういう仕事は選ばないでしょうし、
身体能力が高くてもスポーツ選手になりたくなければ、その能力を活用出来ない。
とにもかくにも、まず大事なのは「気持ち」なんです。
勉強したくないのに勉強を頑張ろうとしても、効果は限定的です。
そうではなく、「いつかロボットを作りたい!」
「だから勉強しよう!」と思うことで、成果というのは上がってくるもの。
アメリカとかって、「やりたいことをやればいい」という風潮があるから、突き抜ける人はめちゃくちゃ突き抜けていきますよね。
日本人の多くはめちゃめちゃハードワークしてるけど、家族を大切に出来ていたり、自分の人生を生きている人が少ないのは、
この「何のために?」という思考が抜けてしまっているからに思います。
仕事は頑張るのに、家族を大切にしないなんて、どうかしてると思うわけですが、
多分そういう人は「仕事の為に仕事を頑張る」という意識になっているんだと思います。
仕事の為に仕事を頑張ることで、確かに何かしらの結果は出るのかもしれないけど、
別にそれは良い人生にはならないよな…….
というか、それなら結婚しないで仕事だけしとけばいいのに、と思う。
そんなことを思った週末の昼下がり。
暇だとつい、余計なことを考えてしまいます。
でもこれが僕の「やりたいこと」なんです。