友達はどんどんいなくなるもの。それでいい。

思想

こんにちは、砂肝産業です。

前回の記事で、人生はただ事実として存在するだけであり、そもそも意味なんてものはないので、仕事を頑張る必要だって本当はないんだ・・・という話しをしました。

今日は「友達がいなくなるのは良いことだ」という話をしたいと思います。

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友達はいなくなるのが当たり前

結論からお伝えします。

大人になるにつれて「友達がいなくなることは当たり前のこと」です。

いきなり、なんでこんなこと言うのかというと、僕自身も友達がどんどん変わっているからです。

普段から連絡を取るような友達というのが最近はほとんどいません。

そうなってくるとですね、ふとした時に昔の友達を懐かしく思い出すことがあるんですね。

とくに夜11時位の時間はヤバいですね(笑)

無性に昔の友達に会いたくなったりします。

でも、これって実は「感情のバグ」でしかありません。

それを知っているだけで、少しは前向きになれますので、覚えておいて下さい。

友達って昔は一生ものだと信じていたのに、そこまで続けられる人ってのが実はほとんどいないということに、大人になると多くの人が気づきます。

引っ越しなんかしたら本当に、人の心は一気に離れていきます。

でもしょうがないんです。

それでいいんです。

何故ならみんな、そんなものだからです。

意外にみんな、友達なんかいない

次の画像は、友達の人数をグラフに表したアンケート結果です。

非常にわかりやすいグラフとなっているので、考えてみてください。

これを見て僕は、友達が全くいないって人も1割程度はいるんだと思いましたし、

どの世代でも友達の数は10人以下というのが、大半の結果です。

10人以下といっても10人と3人じゃ大きく違うわけですが、

とにかく皆そんなに友達が多い訳じゃないっていうのが、何となく見えてくるグラフとなっています。

ちなみにこのアンケートって、自分が相手を友達だと思うか?っていうところが基準になっているので、

実際はそこまでの間柄でも、友達に含めているという可能性があるので、あまり参考にはならないかもしれないですが、

一番青い「友達ゼロ」という層が、年齢に従ってどんどん減っていますので

年を重ねていくにつれ、友達が全くいないという人は減っていく、というのは明るい希望かもしれません。

友達がいなくなるのは全く悪いことじゃないのですが、新しい友達作りができないことは少し寂しい気もしますからね。

このグラフの示す最大のポイントは、若い頃に友だちがいない人でも、年を取れば友達が出来る機会が増えていくということです。

歳を重ねることで他人との小さな違いや周りのことが、気にならなくなっていくからかもしれません。

だから今、あなたに友達がいないからと言ってこれから一生友だちが出来ないわけでもないし、そもそも半数の人は人生を1〜3人程度と少ない数の友達で構成しているので、別に悩むだけ無駄なことです。

人生に大切なのは「希望」です。

希望があるから、人は前を向いて歩けるようになっています。

希望を感じられないから、人は将来を絶望します。

でも希望って存在ほど、不確かなものはないですからね。

ようは「気の持ちよう」でしかありませんし、

なんにせよ、友達という存在は増えたり減ったりするものなんです。

新しい人間関係を作っていこう

昔は結構友達いたと思ったんだけど、最近はさっぱり・・・

なんか寂しいなぁ・・・。

ちょっと誰かに連絡とってみようかなぁ・・・

ふとしたときに、そう考える方もいるかもしれません。

でも、それはやめておきましょう。

面白いことでもあるのですが、こう思い立ったときに連絡をとって、

ふと昔の友達に会っても、全く話が合わなくなっていたりするもの。

これもしょうがないことだと思うんですよね。

多分ですけど、「変わったのは自分」なんです。

友達がいなくなるのは、住む場所の変化や環境の変化である場合も大きいので

もしかすると、今これを読んでいるあなたは、今までに何度か引っ越しをしていて、今は生まれ育った地元には住んでいない方なのではないでしょうか。

人間関係というのは、場所や仕事が変わればどんどんと変わっていくもので、かつその時時の周囲の人と互いに影響し合っているので、

環境が変わっているのに昔のままの自分でいるなんてのは難しいことですし、

しかも、それが良いことでもないんです。

昔の友達は過去の自分と友達だったのであり、今の自分と友達なわけではないですからね。

特に昔の友人達が人生を地元で一生終えても良いと考えているようなタイプが多いと、

多分彼らは、学生時代から何も変わっていないでしょう。

だから当の相手も自分と同じだと思ってしまうのですが、

自分は新しい扉を次から次へと開いてきたし、価値観もその度に変わってきている。

そうなると例え昔は仲が良かったとしても「ここまで話が合わないか・・・」という位に会話が弾まず、気疲れして終わることがあります。

成長したら付き合う人間はどんどん変わるものですが、周りの人と自分のレベルは大体一緒だ、っていう話も聞きますよね。

類は友を呼ぶってやつです。

昔の友達の生き方が良いとか悪いとかの話ではなくて、

ただの生き方の違いであり、友達がいなくなったということは人生を前向きに進めてきたことの証。

だから新しい、今いる現在の環境で友達を作ることのほうが、よっぽど大事だと思います。

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ちなみにですが、僕は既婚者で、子供もいます。

だけど実は結婚する前までは、一生独身で生きていきたいと考えていました。

そう考えると、結婚も友達が減る人生のステップとなるかもしれません。

結婚や家族を持つという事に、昔は魅力を感じたことがなかったわけですが、

それでもどこかのタイミングで友達がいなくなってしまうかもしれないことを考えると、

家族がいて良かったなぁと思ったりもします。

家族がいると、友達がいなくても孤独を感じづらいと思います。

家族がいるとたしかに、昔の友達を懐かしんでも、そこで寂しいとは思わない・・・

子どもって多くの場合、四六時中うるさいですしね。

まぁ、孤独を感じたくないという理由で適当に結婚してもストレスがたまるだけになるので、独身の方にお勧めはしているわけではありませんが、

昔の友達はもう戻ってこないし、別に戻すことが正しい道なわけでもないので、

もし今友達がいなくて寂しい思いを少し感じているならば、

どちらかというと、今いる環境で友達を作る努力をした方が良いのかなと思いました。

はっきり言いますが、別に友達なんていなくて良いのです。

だけど、友達はいても良いのです。

つまり「どっちでも良い」のです。

友達になる為には、立場や役職や能力といった社会的ステータスをちらつかせると、

相手と自分に壁を作ってしまうことになり、うまくいかないので、

フラットな関係で友達作りを心掛けたいところです。

よく聞く「マウントの取り合い」なんかは、人との間に超えられない壁を作り、孤独になります。

多分、マウントを取ろうとしてくる人は、あなたと友達になりたいのです。

だけど、人との付き合い方が分からなくなってしまって、瞑想しているだけなのです。

子どもの頃のように利害関係なしで、相手の幸せを素直に喜べるような意識があれば、

自然と人間関係も好転していくと思いますよ。

コメント

  1. ともは より:

    たまたまここを見つけて読ませて頂きました。40代ですが、最近友達と縁が切れました。友達を友達にとられたというか・・・一緒に山を登っていた仲間たちの輪からぬけちゃいました💧深く深く傷ついていました。いつも親しくなる友人とは裏切られたようなカタチでサヨナラです。そんな運命かと諦めながらも、スッキリしました(*Ü*)ありがとうございます

    • Mr.TMr.T より:

      コメントありがとうございます。

      輪って自分が中にいる時は良いですが、ひとたび外れると急に見方が変わったり、その在り方に疑問を感じたりしますよね。

      他人に金を貸したら返らないものと思え、ではないですが、輪に入る時は居心地が悪くなる可能性があることを理解しておくと今後は気が楽かもしれません。

      そもそも人は自立して生きていく生き物ですから、そんなネチネチした環境から一刻も早く身を引けて、

      逆に良かったのではないでしょうか?

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