こんにちは、砂肝産業のMr.Tです。
管理人の僕は相鉄線をよく利用しています。
そんな相鉄線で一昨日、恐ろしい人身事故が起こってしまいました。
相鉄線で動画配信しながら線路に飛び込んだ女学生
2月18日朝、横浜市の相鉄線瀬谷駅で発生した人身事故の動画がTwitterで広く拡散されてしまった。報道によれば、電車にはねられて死亡したのは県内に住む高校2年生の女子生徒で、警察は自殺の可能性が高いとみているという。
https://tvlogs.net/sotetsu-line-seya-station-jk-00118/
今回、相鉄線で起きた人身事故を簡単に説明すると、Twitterでこれから行う自殺の動画を配信しながら、線路に飛び込んで亡くなったというものです。
知り合いに電車の車掌さんがいるのですが、電車への飛込自殺って、僕たちの知らないだけでかなり頻繁にあるようなので普段は大きな話題となることもないようなのですが、
この方の場合はその手法も相まって大きな話題となっている感じです。
10代は特に多感な時期で、大人なら気にしないようなことでも「人生の終わり」と考えてしまう子も多いですが、この子はどうだったのでしょう。
思い返すと僕が昔付き合っていた女の子も、頻繁に「死ぬ」なり「これから海に飛び込む」などといって深夜に呼び出されたりした記憶があります。
結局は死ぬこともなく今も生きてはいるようなので、ただの「かまってちゃん」だった可能性もありますが、それほど若い子の「感情」というのは危険な場合もありますよね。
女の子のTwitterアカウントが判明
ところでそんな女子高生が配信を行ったというのがTwitterです。
そのアカウント内の動画は既に削除されていますが、アカウント自体はまだ残っています。
これがその子のツイッター投稿です。
こう見ると、最後の方は「自殺を決めていた」ツイートばかりになっています。
父親からの性的虐待、近親相姦、学校でのいじめ、人間関係などに関するツイートをしており、色々な原因が重なってこうなってしまったということですね。
女子高生という多感な時期でのことですし、真実は分からないことなので、ここの部分はこれ以上は触れませんが、こういうツイートがあったという事実はお伝えしておきます。
動画は同日正午時点でおよそ50万以上もの再生回数となっていたが、Twitterルールに違反する投稿であるとして現在は削除されている。しかし亡くなった女子高生のツイートのリプライ欄には<迷惑><勝手に死んでろ>などといったむごいコメントが相次いでおり、リプライそのものが閲覧注意と言える内容だ。
https://news.infoseek.co.jp/article/wezzy_73551/
少女が好きだった歌手の「の子」とは?
今回亡くなってしまった女の子ですが、具体的には以下のような投稿を最後に、電車に飛び込んでいます。

そしてその前の投稿でこの女子高生は「の子」という歌手について触れています。

の子という方は聞いたことがないのですが、気になってどんな歌手なのか調べてみました。
の子(のこ、1985年6月16日 – )は、日本のバンド「神聖かまってちゃん」のボーカル兼ギタリスト。同バンドの全楽曲の作詞作曲を手掛けている。
「の子」の由来は男の子でも女の子でもない名前にしたかったから、響きがかわいいから境界性人格障害を患っており、精神科への通院や精神薬の服用を公言している一方、過去の破滅的なパフォーマンスについては後に「若気の至り」[13]と述べている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/の子
僕はこういった音楽は聞きませんし、テレビも見ないので分かりませんが、神聖かまってちゃんというバンドのボーカルで、年齢は現在34歳の男性だということが分かりました。
この人自身も精神障害を患っているようで、そのあたりで共感を得ていたのかもしれませんね。
あの時のあの子じゃなかったのか
先日の話になりますが実は僕、相鉄線沿いの瀬谷駅周辺の某ドラッグストアで、「やばそうな女子高生」を見かけたんですよね。
その風貌はなんというか、死相が出てるというか「絶望してる」という言葉しか思い浮かばないような、そんな雰囲気でした。
もう何日も食事をとっていないような、服もボロボロで、肌も荒れ放題な、制服を着ていながらも「ホームレス」のようないで立ちでした。
よっぽど声をかけようと思ったのですが、日本では男が女子高生に声をかける行為というのは「体目当て」と捉えらてしまう社会なので、見過ごしてしまったんですね。
まぁ、そこに関してどうこうではないですし、そもそもその子が今回の女子高生かどうかすらも分からないので、どうこうではないのですが、今回のことはいくらでも周りに大人がいるのにも関わらず防げなかったというのが
やっぱり今の日本の世の中というのは誰も救えないし、報われない「感情が抑制されたロボット社会」だと思ってしまいます。
もちろん色んな人がいることは承知ですが、「普通の生き方をしましょう」ではなく「自分が幸せになれるよう、自分が好きなように生きましょうね!」という価値観が育まれる社会になってほしいですね。
人は死ぬ生き物だけど避けることも出来る
今回の報道を受けて、個人的に再確認したのが、「結局どんな生き方をしても人は死ぬ生き物」だということです。
いつ死ぬかなんてのは「早いか遅いか」の問題です。
そしてその原因となるのは「現実」以外の何者でもないですよね。
ですが、生きていればいずれ幸せな時もやってくるし、場所が変わればすべて変わるなんてことも全然あるわけです。
どんなにつらくても、誰も助けてくれなくても、死ぬか生きるかの二択しかない。
若い時の不安定な感情については大人になるにつれ少しづつ慣れてくるものですが、実はその過程でなくなる人というのも、結構いるんですよね。
そんな時は本当に「逃げてほしい」と僕は思います。
隣の県に引っ越すだけでも、人生には大きな変化を与えられます。
そして、これだけは言えるのですが、この女の子は今頃死ねて良かったと思っているのではないでしょうか。
「亡くなって残念」とかいう人が結構いますが、それは「何もできなかった自分」に対して悔しく思っているだけで、死んでしまった人自身には何の思い入れもないのですから、他人が残念がらなければいけない必要なんて、そもそもないんですよね。
だけど残念がる素振りは一応見せないといけない・・。
それこそがこの社会の闇の部分でもあると思っていて、それこそが間接的に被害者を苦しめる要因の1つでもあるのだと思います。
ということで、人間というのは勝手なことを無責任に言う生き物なので、他人の言葉を真に受ける必要もないのですが、本来死んでしまった相手にかける言葉というのは「死ねて良かったね」だと思ったりもします。
誰に何を想おうが、結局人生は自己判断なので、他人を傷つけても怒らせてもいいから、とにかく生き抜くという価値観が広まればいいなと思います。
また、感情というのは環境で育まれるということで、若年層の自殺数を減らすには、大人が元気で楽しく前向きに生活するしかないと思っています。
大人がつまらなそうに生きていたら子供は将来を悲観し、抑圧され、そのうちに精神的に弱っている時に受けるダメージは増加してしまいます。
そんなこんなで、感化されて自殺に走る少年少女が増えないことを祈るばかりなのですが、誰も救えない自分の無力さを噛み締めながら、今日という1日を精一杯前向きに生きていきましょう。
R.I.P