本質を理解すれば負けない?株式投資に対する理論・考え方をまとめてみた

投資

こんにちは、砂肝産業Mr.Tです。

僕はこれまでに、ブログや店舗運営、MLM、ウェブサイト企画、ライティング、FX等、様々な商売や投資を経験してきているのですが、その中には成功したものもあれば失敗したものも当然あります。

とはいえ、僕自身は何か新しいことを始める際にはリスクを抑えることも多く、失敗したときというのはお金を失って借金したと言うよりは、どちらかというとその「対象」自身に飽きてしまって投げ出すことが多いというのは、とても感じているところです。

そんな僕は最近、株式投資にハマっています。

以前から興味こそあったのですが、僕の中で株式投資はあんまり儲からないというイメージが多く、

とはいえ、以前までの僕は博打思考だったので、一発逆転を狙っていたので、そう感じていたのですが、実際に株式投資を始めてみると「すぐに儲かりはしないけど、続けていくことで大きく儲けることも可能」という結論にいたり、これから長く続けていこうと思っています。

そのための思考や理論を、自分なりにまとめてみたいと思い、今回は記事を書いていくつもりです。

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株式投資は儲かる!しかし中長期的な視点が必要

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さて、結論からですが、株式投資は儲かります。

しかし、株式投資というのはそもそも「お金に働いてもらう」稼ぎ方ですから、自分がセッセと働いてしまうのは、やはり本質的ではありません。

僕はこの点を、今までFXや仮想通貨など、博打性のある投資を行う上で理解できていなかったように思っています。

株式投資というのは簡単に言うと、会社のオーナーになることです。

もちろん、株をちょっと買っただけの株主に何の権限もなく、せいぜい配当をもらうくらいの権利しかありませんが、それでも自分以外の他者が運営する会社からプレゼントをもらえるのはその会社の株を買ったからに他なりませんよね。

とはいえ、勿論その会社の株の大部分を購入することとなれば、その会社に大きな影響を及ぼすことが可能になりますので、例え小さくてもオーナー(もしくはオーナーの欠片)といえることになるでしょう。

これを書いている時に「株式投資というのはお金を貸す行為」と書くべきか一瞬悩みましたが、普通は貸したからといって大きく帰ってくるものではありませんので、貸すというのはちょっと違うのかなと思います。

株式用語の再確認

それでは、株式投資における思考を考えていく上で最低限理解しておきたい用語を改めてまとめておきたいと思います。

株式投資とはそもそも、企業が発行する株を投資家である僕たちが購入することで企業にお金を貸し出し、そのお金を使って企業が事業を成長させ、最終的には僕たちに利益の一部を還元するという仕組みです。

株式投資と連動するものに、投資信託、ETF、インデックスファンドというものがあります。

細かくいうと他にも投資対象はありますが、基本的にはこの3つの関係性を理解しておくことで、その後の投資への方向性をある程度決めていくことが出来るはずです。

簡単に言うと、投資信託の中にインデックスファンドがあり、株式投資の中にETFという仕組みがあるというイメージで理解しておくと良いでしょう。

投資信託

投資信託とは、「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債権などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。別名はファンド。

つまり、ファンドマネージャーと呼ばれる専門家がジャンルやテーマを決めて、投資対象をピックアップし構成する一つの塊のようなイメージです。

投資信託はファンドマネージャーが非上場の株式を中心に構成する場合が一般的なため、買い付けを出したからと行ってすぐに購入できるわけではありません。

ETF

ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託です。

ETFは上場しているため、株式投資と一緒でリアルタイムでの購入が可能なので、買いたいタイミングで一日に何度でも売買を繰り返すことが可能です。

インデックスファンド

インデックスファンドは、日経平均株価(日経225)やTOPIX(東証株価指数)など市場全体の動きを表す代表的な指数(インデックス)に連動した投資成果を目指す投資信託の1つです。一般に言われる投資信託との違いは、構成される銘柄の内容が全く異なっていますが、目指すところの違いともいえるかと思います。投資するジャンルや組み合わせによって、リスクの度合いが変わってくるようになっています。

株式投資で儲けるための理論

さて、ちょっとややこしい話になってきてしまいましたが、やっていると分かってくるものなので気にしなくても大丈夫です。

次はいよいよ、株式投資で儲けるための理論をピックアップしてみたいと思います。

現時点で僕が考えている投資の理論は、以下のようなものが挙げられます。

・日本株でも米国株でも一長一短がある
・個別株とインデックスファンドは性質が異なることに留意
・インデックスファンドを買うなら米国に連動するもの
・新興国株は間違いなく成長はするが、買うなら日本や米国の伸びる株
・本質(方向性)を理解できていれば長く保持しておくだけでOK
・儲けたいなら個別株、なるべくリスクを抑えたければファンド
・配当や優待は基本無視すべき

日本株でも米国株でも一長一短がある

まず、投資を学んできていざ株を購入しようと思うと、どこの何を買うべきか検討もつかないと思います。

一口に言っても日本株、米国株、新興国株など、沢山の国や地域から成長するであろう銘柄から選ばなければならないからです。

これには選ぶ基準がありますが、僕は基本的には日本株か米国株が良いと思っています。

というのも、株を買う時に大事なのは「情報」であることも多く、日本に住んでいれば日本の情報は入ってきますし、肌感覚で厳選していくことが可能だからです。

アメリカ株に関しては、アメリカ市場は英語が基本となっていることで世界にもアプローチしやすいことや、人口が大規模かつ投資環境も整備されているからです。

個別株とファンドは性質が異なることに留意

次に注意しておきたいのが、個別株とファンドに投資する場合、その性質は全く異なるということです。

個別株であれば分かりやすいです。

その企業が上がると思ったら買えばいいし、下がると思ったら買わなければ良いからですね。

しかしファンドは、ターゲットとなる市場全体が上がるのか下がるのかの選択です。

株式投資は各企業の業績に左右されますので、爆発的に上がることもあれば、一気に消沈していくこともある一方で、ターゲットとなる市場全体は一気に上がることもなければ下がることもないので、リスクを抑えた投資といえるでしょう。

儲けたいなら個別株、なるべくリスクを抑えたければファンド

上で述べましたが結局の所、個別株は儲けるために買うもので、ようは投資です。

ファンドはものにもよりますが、基本的にはリスクが限定的になるので、どちらかというと運用のイメージに近いです。

ただし、ファンドでも元本割れのリスクは存在しますので、リスクを取ったのに大して儲からないと思って投資しない決断をしている人もいるのではないでしょうか。

インデックスファンドを買うなら米国に連動するもの

そういったことを考えると、ファンドを買うならその市場全体が伸びていく必要がありますので、僕は基本的にインデックスファンドを買うのであれば、アメリカの指標に連動したものを買うべきだと考えています。

アメリカはずーっと右肩上がりに成長を続けていますが、日本は30年も前から成長していないからです。

ファンドには「ブル型」「ベア型」という市場が下がっても上がっても利益をとれるような仕組みのものもありますので、そういったところも活用していくことで、調整ができるようになっています。

新興国株は成長はするが、買うなら日本や米国の伸びる株

とはいえ、それなら新興国株を買えばいいのでは?と考える方もいるかもしれません。

難しいところが「市場全体が伸びていたとしても株を買ったその企業が伸びるかは分からない」ことではないでしょうか。

インターネット市場が急速に伸びてきたからといって、全ての会社が伸びていったわけではないからですね。

また、成長著しい中国やインドに投資すればいいと考えるかもしれませんが、僕はそうは思いません。

中国は今その規模の驚異から先進国から目の敵にされており、そのあたりは懸念点として残ってしまいますし、インドはまだ投資環境が整っていないと思うからです。

本質(方向性)を理解できていれば長く保持しておくだけでOK

とはいえ、結局これから伸びていくであろう市場や企業の本質が分かっているのであれば、それは買うべきではないでしょうか。

たとえば、世界でも他にないような革新的な技術を持っていて、それを国内だけでなく世界へ展開していくことを勧めているような会社があれば、それは買いですし、多くの人が欲しがっているサービスを展開できる企業があれば、それも良いでしょう。

その会社の核となる部分が、本質的に多くの人から求められるものであれば、株価が上がっていくのは必然と考えています。

配当や優待は基本無視すべき

株というと配当や株主優待を期待して買う方って結構多いですよね。

株主優待だけで生活してますなんて人もいて、そういった考え方に染まっている方もいるのではないでしょうか。

でも僕はそれは本質的ではないと思います。

配当や優待ってせいぜい投資額の数%です。

株を持っていると1日に数%動くなんてことはあたり前のことなので、やはり最終的にはその事業が伸びるかどうかで決めていくべきです。

そうすれば3%の配当はないけど、1年後に10%に上がったから結果得したとなるでしょう。

木を見て森を見ずにならないように、注意したいところです。

株式投資の始め方

ということで、株取引を始めたばかりのビギナーが、なんやかんやと持論を語ってみました。

株式投資の良いところは、信用取引ではないので、値動きに一喜一憂しなくて良いところです。

株式投資って先程もいったようにお金に働いてもらう行為ですから、毎日毎日株価に一喜一憂してデイトレードみたいなことをしていたら、それは仕事ですからね。

精神的にも楽ですし、やはり中長期の視点でどっしりと構えていくことが大事かなと思います。

株式投資の始め方は、「楽天証券」や「松井証券」などで口座を開くだけです。

登録が済んだら証券会社の管理画面を見て、身近な企業の株価でも見ていくと、とても面白いものです。

僕は前務めていた会社が大幅な赤字に転落しているのを見て、社会は常に動いていることを再確認しましたね・・・。

株式投資を始めると、お金への見方も変わりますので、株は少しでも早くから注目しておくと良いと思います。

特に120万円までの投資には税金がかからない現行のNISAへの申込みが2023年までとなっていますので、そういった意味でも早く証券口座の開設はしておくことが望ましいといえますね。

とはいえ今まで上げた全てのことは、現時点での僕の価値観に過ぎないので、投資は自己責任でお願いしたいと思います。

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