夏に注意すべき子供の疾患とその対応【アツはナツイ】

雑学

夏のピーク 8 月も間もなく終了、夏の終わりが近づいています。

暑いけど、やっぱ僕は夏が良いですね。冬が本当に苦手なんで一生南国に住んでいたいと思ってます。

さて、そんな夏ですが最近は度を越して暑かったりするので、猛暑に注意する必要がありますよね。日本はいまや暑くて人が死ぬ国です。

そんな国の夏を生きぬく上で代表的な熱に関する疾患や対処法などを、今回紹介したいと思います。

珍しく大真面目な内容なので書きながら既に眠くなってきていますが、頑張ります。

炎天下の屋外で長く活動するとめまいや倒れるような感覚を感じる人もいるかと思います。

僕自身も今までは避暑地に住んでいたこともあって今年は久しぶりの暑い夏を過ごしたので、その反動か頻繁に頭がクラクラしました。

こういった症状は通常、涼しい場所で水分と休憩をとることだけで収まるのですが、まれに深刻な場合は生命を脅かすこともあります。

特に、乳幼児は大人よりも代謝が速く熱も多い、体温調節機能が十分に発達していない暑さに弱い生き物です。

遊びに集中していると体の変化に気づきづらく、汗も多くかきますので大人よりも水分が多く失われがちになりますので、ついつい自分の感覚で連れまわさないように気を付けたいところです。

以下、代表的な4つの疾患です。

1:日射病

暑いところで太陽に長時間あたると体がだるく、頭痛や吐き気、めまい、低血圧などが生じ、ひどいときには倒れたりします。体温を調節する信号を送る脳が通常時の様に活動できず、心臓からの血液の供給が少なくなることで発生する症状です。

2:熱射病

暑い環境にいることで体のバランスが崩れ、あらわれる疾患です。血管内皮が損傷されて体温が 40 度を超えることで細胞のタンパク質が変形、数時間以内に細胞が死にいたることもあります。乳幼児には特に危険です。脳症腎不全などの合併症を誘発し、発作や意識障害を経て昏睡状態に至ることもあります。

3:熱疲労

最も頻繁に発生する温熱疾患です。猛暑に汗を流し、塩分の損失にともなって現れる症状で体温が 40 度を超えない熱射病とは区別されています。眩暈がするような兆候はなく、体がだるくて頭痛、下痢、便秘などの症状が代表的なところです。

4:熱痙攣

蒸し暑い天気に激しい運動をすると筋肉に一時的に痙攣が発生する可能性があります。短くは 30 秒、長いと 3 分程で主に腕、脚、指などに発生します。

以上が代表的な幼児の熱疾患です。

ここからは上記のような状況にならないための対応策を紹介したいと思います。

夏を乗り切る対処法6選

まずはどんな状況でも言えるのが、こちら。

パニックにならずに迅速な対処が重要!

まぁ当たり前体操ですよね。

野外活動中の子供の体に上記のような症状が発生した時は、活動を直ちに中止し、涼しい日陰に移動してまずは体温を下げる努力をします。

上をむいて冷たいおしぼりで首、脇の下、などを拭いてあげましょう。

これをすることですぐに水分補給ができ、脱水を予防してくれます。

意識がない場合には、窒息の危険がありますので、無理に水を飲ませるべきではありません。

十分休めば1 時間ほどで回復するのが普通ですが、そうでない場合には病院に行って診察を受けましょう。

1.起床後

夜の間に汗が出た場合、濡れた服を着替え与えます。起きて飲むぬるま湯は、体内の老廃物の排出と代謝を促進します。また、夜の間に乾燥た呼吸器の粘膜を潤す、胃腸の機能を覚ます朝をよく消化させるのに役立ちます。

2.野外活動

気温が上がり始めて直射日光のキツイ午前 11 時~午後 4 時頃までは野外活動を避けましょう。

もし出かける場合には日焼け止めを外出 30分前に塗ってから出かけましょう。水遊びや汗をたくさんかいたときは合間にもしっかり塗っておきます。

風通しの良い涼しい素材の明るい色の服を着せ、帽子や日傘などで強い日差しは遮断しましょう。野外活動中は定期的に休みながら頻繁に水を飲ませていきます。麦茶やキュウリ、スイカなどは水分補給も出来るし子供も喜んで食べるのでお勧めの方法です。


3.おやつ

猛暑の時期には健康的な食事が普段よりも重要になります。おやつは、冷たいアイスクリームよりもスイカ、ブドウ、プラムなどの旬の果物が良いそうですよ。

ただし、夏の果物は冷たい性質を持っているので、過剰な量を摂取すると胃のむかつきが出ることがあります。また、糖分も多く拒食症を引き起こす可能性もありますので、一日 1〜2 回程度に適量を食べましょう。

4.昼寝

室内の温度は 25〜26 度、湿度は 50 パーセント前後がベストです。

薄い布団は必ずかけましょう。エアコンや扇風機の風が子供に直接触れないようにして、壁や床に直接眠らないよう注意してください。

5.シャワー

冷たい水でシャワーすると体温が上がってしまいます。その瞬間だけ涼しいだけで、実はすぐに暑くなってしまうんですね。

方法としては体や頭はぬるま湯で洗い、冷たい水で仕上げるようにします。また、足の裏は温度に敏感なところなので冷たい水で刺激してあげれば、体全体がすっきり!猛暑で弱っている内蔵に効くツボを刺激する効果もあります。

6.寝る前

薄い綿の服を着せてあげれば汗がよく吸収されるようになります。眠っている間にも汗をたくさんかくので、あせもができやすい首筋や頭皮などはこまめに拭いてあげましょう。枕にタオルを敷いておいて汗を吸収するようにしておく環境づくりも大切です。

さて、こんな感じで猛暑の対処法を今更夏の終わりにまとめてみました。

来年にでも思い出してもらえたら嬉しいです。

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