この記事では、今の時代ネットを使えないと独立すべきでない理由を説明しています。結論から言うと、お店を開業してもネットが使えないとお客さんが来ないからです。
こんにちは、砂肝産業デス。
僕はこのブログで『ブログは絶対やった方がいい』と何度も連呼しています。
いつもはブログと言っていますが、ブログに限定しているわけではなく、ネットを使って売り上げを作るスキルが特に必要という考えが、根底にあります。
インターネットを使った集客は商売、起業、副業などのビジネス全般において現代では『必ず』必要です。
独立して自分の人生を自分でコントロールして、より自由にポジティブに生きていきたいのであれば、インターネットからは絶対に逃げられない時代です。
であればそこはもう前向きに、まずは『インターネットビジネスに取り組むべきだ』と、そう考えています。
ネットを活用出来る人になろう
これは僕の体験談なのですが以前、素泊まり宿を運営していたときは繁忙期に、毎日50人が泊まるという日々が数日間続くことが年に何度かありました。
宿泊費は平均1人4,000円程度です。
宿泊業というのは人数×宿泊費で売上の大半が見えてしまう分かりやすい商売なわけですが、僕の場合は1日の売上の最大値が、50名×4000円=20万円だったんですね。
1日20万円というと悪くないないように感じますが、当然お客さんが泊ると光熱費や食費、販売手数料などの諸経費が出ていくので、手取りは1日に約15万円ほどになります。
※細かく言うと借金の返済にも出費が伴いますが、会計上返済金は資産になるので割愛※
つまり1日どんだけ頑張っても収入は15万円程度で、しかもそれは繁忙期のみなので、シーズンが終わればまた閑散とする・・・
シーズン期間外でも呼べば来るという場所ではないため、売上に限度を感じたんです。
それでも僕が運営していた施設は地方都市の田舎にあり、周りの同業者は年配者が大半のエリアだったことで、同エリアの同規模施設と比べると売上は2倍~3倍はあったと聞いています。
定年を迎えた年配者とそれ以外の人を比べると、ネットへの理解度がまるで違います。
常連客を多く持つ他の施設と比べて僕の施設が勝っていたのは、『ネットが使えたから』といっても過言ではないと考えています。
ネットを使えない世代が多いから圧倒的に儲かっていない人が多いのが『地方での宿泊業』なんです。
そもそも何でもっと売り上げを伸ばしたいかというと、もっとたくさんの施設を運営したいと思っていたからです。
では何故沢山の施設を運営したかったのかというと、僕は旅行業というのは人を成長させたり、平和維持の側面があると思っていたので、宿の売上が上がるということは、そのような体験をした人が増えている証拠だと思っていたからです。
平和維持というのは、例えば旅行中に外国人と仲良くなった経験などが個人個人にあることで、何か問題が起こりそうな時でも『あーあの国はあの人が住んでいる国だし、良い関係であってほしいなぁ』と感じる人が増えて、民意が悪い方向に流れることを防げたり、現地で体験した”素晴らしい”と感じたことを、自国に持ち帰って戒めに出来ると思うからです。
そういった経験を持つ人を増やしたければ、宿を1店舗2店舗やっていたところで何の影響にもならないな・・・と、そう思っていたんですね。
だけどもっと事業規模を大きくするには人も施設も必要で、その2つを用意するには『資金に相当の余裕がないと出来ない』
だからもっと稼げないと、働いてくれる人すら雇えないと思ったわけです。
そんなことを経験して思ったのが、宿の経営っていうのは労力やリスクのわりに大して儲からない。
だからこれから宿をもっとやっていきたいのなら、自分が働かなくてもお金が自動的に入ってくる仕組みが先に必要だと、そう思ったんですね。
そこで仕組化が出来そうな『ネットビジネス』をはじめることに決めて、数あるネットビジネスの中でも『ブログ』に注力することになりました。
ネットビジネスでなければいけない理由
ブログ運営はおすすめです。
何故おすすめかというと、僕がやっていて、日々売上やアクセスを確認して、結果が出せる見込みが十分にあると感じているからです。
だからブログ運営がいいと『僕が本音で思っている』というだけで、例えば宿運営で大きく成功していたら今頃
『起業するなら宿をやった方がいいよ』という言い方になっていたはずです。
これがいわゆる、ポジショントークってやつです。
世の中の誰もがポジショントークを活用していますので、つまるところ誰かの意見というのは、善意のウソになる可能性が高いですね。
— Mr.T | 専業主夫でも年4回海外旅行 (@Sunagimo_Ind) January 16, 2020
このツイートでは思いっきり『ウソ』と書いていますが、これは受け取る側の人から見たら嘘になるというだけで、僕の立場、発信してる側は『実体験』として書いているので、決して嘘をついてはいないところです。
ここは注意してほしいところですが、僕が出来たからと言って他の人にも出来るかというと、そうではないんですよね。
これはすごく当たり前のことなのですが、多くの人は成功した人の話を聞くことに躍起になっていたりしますが、
それよりも大事なのは『自分が何にどの程度注力出来るか』であって、それによってどれだけ成功できるのか想像することだと思うんです。
僕は、僕が、結果が出てきているからそう書いているだけで、他の人とは状況や注力できる時間も異なるので、やっぱり人がやることっていうのは一概には言えないんです。
だから僕が『ブログいいよー』といって成功しなかった人が増えても、僕は嘘をついていない、だけど相手は嘘をつかれた!と感じるというカラクリになっています。
ネットビジネスは失敗しにくい
上で書いたように、ネットビジネスは成功しない人もいるのですが、同時に失敗しにくいジャンルでもあります。
相当無理な仕入れや、詐欺まがいのことをして捕まるなんていう特異なケース以外では、せいぜい『今までかけた時間が無駄になる』程度の些細なことです。
かけた時間も、いずれ成功すれば過程になるので、完全な無駄だったと決定するのは、諦めた瞬間です。
そもそもネットビジネスは成功しない人というのが必ず出てくる一方、ネットビジネスが失敗しにくいジャンルだというのは、断言できます。
具体的な理由は以下です。
場所を借りる必要がないので、家賃がかからない
商圏が広い
一人でも始められる
元手がかからない
在庫が少ない
利益率が高い
仕組みが出来上がったら放置できる
勝手に24時間働いてくれる
金銭面の損失を出すことがない
ということで、ちょっと考えてもこれだけ出てきますので、キリがないほどネットビジネスというのは優れています。
飲食店や小売店など、お店で物やサービスを売ったりするような商売は、上の項目を逆に読んでみてもらうと、どんなにリスクの高いことかが分かると思います。
僕の独自の考えなのですが、『やりたい仕事は稼いでから好きにやったらいい』というのがあります。
自分が好きな仕事かどうかは儲かるかどうかが基準ではないと思うので、稼いでから好きなように運営してみればいいと、そう思っています。
なぜなら他の仕事で稼いでいれば、赤字の事業でも続けていくことが可能だからです。
ちなみに僕のブログはまだ生活費を稼ぐほどではなく、上がり下がりがあるのですが、先日は夜寝て、朝起きたら5000円以上の収益が上がっていましたし、収益は右肩上がりになっています。
このように24時間、自分が寝てる時にでも現金を生み出せるようになるので、僕はブログを強くおすすめしています。
ちなみにネットビジネスでも転売などで稼いでる人も多くいますが、僕には仕事として成立するまでやり切れなかったので、お勧めは出来ません。
転売について僕が知っていることは、稼いでる人はAmazonを利用しているということ、振込口座はpayoneerを使うのがベストだということくらいです。
なので転売は儲からないのではなく、知らないから『お勧めできない』というだけの話です。
ネットを活用しないと商売はうまくいかない
ちなみにブログとは、ネットビジネスという大きなカテゴリの中の1つ小さいカテゴリに分類される仕事です。
事業においてのカテゴリというのは以下の様な順番になりますが、これを見てどう思いますか。
実業 > ネットビジネス > ブログ
このカテゴリの順序を見て僕が感じたのが、カテゴリが小さくなればなるほど、何も持たない個人や、ビジネス初心者にも取り組みやすく、難易度の低いものであることです。
だからネットビジネスよりブログがいいと思っている一方、ブログ以外のネットビジネスでも決していけないことはないんだよと、そんな風なことを思っています。
事実、インターネットを使った市場は年々拡大しています。
ちなみにネットビジネスとブログの中間には『ブログを活用したネットビジネス』もあれば、
ネットビジネスと実業には『ネットを活かした実業』というカテゴリもあるわけです。
ということで、事業初心者はなるべく右側のブログやネットビジネスの中に存在するカテゴリの中から始めるべきだと思います。
ネットで物やサービスを販売するべき理由
また冒頭でお伝えした通り、今は何の商売をするにしても、ネットを活用できないと商売が上手くいきにくい時代なので、
ネットで発信することを知っていたら、いずれ店舗商売をやるとなった時でも、成功確率が格段に上昇することは、いずれ独立を考えているのならば知っておくべきことです。
例を挙げるとすると例えば、昔は商店街などで地域密着の商売をしていたお店が沢山ありましたが、今は多くの商店街から個人商店が消えましたよね。
昔あった個人商店はイオンやダイエーなどの大型スーパーにとってかわり淘汰され、今やイオンなどの大型店舗ですらAMAZONなどのネット通販によって、食品以外の売上は上がりにくくなっているそうです。
総合(大型)スーパー販売額の商品別構成比を確認すると、主力の飲食料品が2兆4,202億円で75%と、ほぼ「食品スーパー」といえる状況です。
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/archive/kako/20171215_3.html
ちなみに、コンビニエンスストアの食品販売額は2兆271億円と、総合(大型)スーパーに匹敵する水準に近づいています。
今はなんでもネットで済ます『ことができる』時代なんですね。
ネット通販は凄く便利なので、慣れてしまうと何度でも利用する人が多いと思いますので、この先もネット通販の市場は拡大していくのではないでしょうか?
ここで僕達、商売する側が気に掛けないといけないところは、『アマゾンで買った商品は、今までは別の店舗で買っていたもの』だったということです。
つまりお客さんはネット通販に確実に流れているということなんですね。
そうでなくともこの時代は物がありすぎて余っている状況です。
勉強だって利便性だけを考えればわざわざ校舎まで行かなくとも学ぶことは出来る時代です。
このように考えていくと、今の時代にネットを使わない、知ろうとしないということは『将来の自分の首を絞めている』ということに気付かないといけないわけです。
なので物が売れない時代に、物を売るセールスマン的な側面も合わせ持つネットビジネスはこれからも仕事が回ってきやすいといえるという、ただの感想文の発表でした。