こんにちは、砂肝産業です。
皆さんは「Lazada」って、知ってますか?
Lazadaはラザダと読むのですが、これは海外のオンラインモールです。
そんなラザダが最近、LazadaJapanMallという日本発送のサービスを始めたので
今回は紹介したいと思います。
この記事を読むことで、
・Lazadaでの商品購入の知識
・Lazadaで出店して稼ぐ方法
などのような”ザックリとした理解”を得ることが可能となっています。
ちなみに、LazadaJapanMallに出店している日本の企業は
現在のところ、資生堂やCOSME DECORTEなど一部の大手企業の販売のみになるのですが
日本からの発送でも送料が劇的に安いということで
現地在住者の間で、ちょっとした話題になっているようです!
Lazadaは東南アジアのAmazon!
さて、これから色々説明していくのですが、
Lazada(ラザダ)は、アジア6ヵ国(マレーシア・シンガポール・タイ・フィリピン・インドネシア・ベトナム)で展開している、
約3,000店舗が出店中のオンラインショッピングモールです。
1日のアクセス数は500万以上、年商10億ドル。
人気の店舗は1日に1,000アイテムを売り上げるほどの圧倒的ポジショニングのため
「東南アジアのAmazon」と呼ばれています。
東南アジアでネットショッピングといえばLazadaだよね!
っていう、そんな価値観になっています。
タイ:ラザダタイランド
また現在まででLazadaは、同地域で最も多くのブランドや企業に選ばれているうえ、
2030年に3億人の顧客を確保することを目指して、
成長を続けています。
そしてそんなラザダの創業者はドイツ出身の連続起業家になるのですが
2016年にアリババグループがおよそ1000億円で買収していますので
実質の経営権はアリババにあるというところも
今後の成長性が期待できるところとなっています。
余談ですが、そんなアリババの筆頭株主はソフトバンクの孫正義氏で、その率は25%。
誰もが知る世界的企業のおよそ四分の一の権利を有する孫さん、凄すぎです。
なお、この会社の本社はシンガポールとなっており、
まさに「グローバル社会」といった面持ちですね。
ちなみにエリア外拠点として、香港・深センに
日本や韓国、中国等から6ヶ国への商品供給の拠点がありますので
購入する場合に香港発送となる場合があったり
出品の際に香港まで一旦送ることがあったりすることがあります。。
ラザダグループ(Lazada Group)はシンガポールに拠点を置く電子商取引(EC)企業。2011年にロケット・インターネットにより設立された。2014年時点で、ラザダグループはインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ及びベトナムでサイトを運営しており、テスコ、テマセク・ホールディングス、サミット・パートナーズ、JPモルガン・チェース、インベストメントABKinnevik、ロケット・インターネットなどの投資家から複数の資金調達ラウンドで約7億ドル以上の資金を調達している。 ーWikipedia
Lazadaには2つのモールがある
ちなみに購入者でも販売者でも、大前提として知っておく必要があるのが
このモールには2種類あるということです。
それがラザモールと、それ以外です。
Lazamall
業者に対し、Lazamallというネット上のショッピングモールを提供している。
これは認定を受けたセラー(認定基準は後述)のみが出店できる形となっているため
品質やブランドに信頼のおけるもののみが許される、
要はブランドのお店が連なるデパートの1F、
みたいなイメージです。
Lazmall以外
1Fがあれば、2Fもある。
ということで、Lazmall以外のカテゴリも存在し、
ここでは認定を受けていないローカルセラーも出品が可能です。
取り扱う商品の幅は広く、家電や、アパレル、おもちゃなど。
食品は乾麺等日持ちするものを中心に取り揃えられているので
ここが皆さんが一般にイメージするAmazonや楽天などのようなエリアですね。
先述のLazmallはLazadaから認定を受けたセラーのみが参加可能なので、
新興国でよく見られるような偽造や詐欺の心配がなく、
消費者が安心して買い物ができるのが特徴ですが
その分販売価格は高い傾向にあります。
Lazadaで購入する
ということで、ありふれたサービスではありますので
そこまで説明はいらないかと思いますが、
このラザダを買い物の場として利用できるのは
現状では上にあげた6か国に住む人のみになります。
そのため、日本から購入することは出来ませんので
注意してください。
現地在住の日本人・外国人は当然利用可能です。
その際は、以下からダウンロードが可能となっています。
Lazadaアプリのダウンロード
Lazadaのアプリは、こちらからダウンロード可能です。
GooglePlay: Lazada – Online Shopping App
対応言語: 英語, フランス語, インドネシア語, タイ語, ベトナム語.
Lazadaに出店して稼ぐ方法
これまで、Lazada(ラザダ)での買い物の楽しみ方を解説してきましたが、
砂肝産業ではビジネス関連の投稿をすることが多いので
出品してみたい!という方もいるでしょう。
ここからは、Lazadaで出品する方法について解説したいと思います。
Lazadaが今後、さらに企業価値を高めていくには、
東南アジア地域以外からの企業を誘引したり、
東南アジア以外への進出をしたりすることが予想できますが、
東南アジアを母体にするLazadaが、エリア外に本格的に乗り出せば、
Amazonとの覇権争いが本格的になりますので、
注目度は更に高まってくるはずです。
そのためにも、今のうちからこのオンラインモールで店舗を持って、
幅を利かせておけると良いのではないでしょうか。
出品するための必要条件
Lazadaで出品するためには、
法人名義の口座の用意と、ストア開設試験への合格が必要です。
とはいってもストア開設試験は、
Lazadaの基本ルールを理解していればパスできる内容となっていて、
合格率は割と高いようです。
問題は「法人のみ」というところでしょうか。
サラリーマンの気軽な副業という感じでスタートするのは、いささか難しそうです。
ストア開設試験に合格することによって、ストア開設の扉が開かれますが
どうしても難しい場合には、店舗開設の代行業者というのもあるようですね。
ちなみにですが、ストア開設に手数料などはかかりません。無料です。
また、商品代金の受け取りは銀行振り込みかPayoneerのみとなっております。
Lazadaの出店アカウントは2種類ある
出品を始める際に理解しておかなければいけないこと。
それは、出店アカウントは2種類あるということです。
「ローカル」と「グローバル」です。
・ローカルアカウント
ローカルアカウントは、出店国のLazadaのみで出品できるアカウント。
たとえば、マレーシアのLazadaで出品した場合は、
マレーシア以外の国で出品することはできないようになっています。
そのため、複数の店舗で販売を行いたい場合は、
国ごとのアカウントを取得しなければならないのですが
基本的にはマレーシアで実績を作ってから、
その他の国のアカウントを解説するというのが一般的な道筋のようです。
・グローバルアカウント
グローバルアカウントは、Lazadaのサービスエリア内、
すべての国で出品ができるアカウントです。
ローカルアカウントと比較すると審査基準が厳しくなっており、
現在では大手ブランドしかグローバルアカウントを取得できないようになっています。
配送方法
Lazadaの配送方法は、先述したLazada香港の倉庫から配送する方法と
日本から直接配送する方法があります。
香港の倉庫から販売国までの送料はLazadaが負担してくれますが、
日本から香港倉庫までの送料は自己負担となるので注意しましょう。
また、香港経由する場合は送付までの時間制限があったりするようなので
このあたりは結構シビアに捉えておくべきでしょう。
ということで、このような手順でLazadaでストアを開設すれば、
配送のアウトソーシングも期待でき、
販売から代金回収までスムーズというメリットがあります。
支払いはPayoneerで1万円のエクストラボーナスGet!
Lazadaは商品のカテゴリーにより、約4%前後の手数料がかかります。
また売上は、2週間毎に銀行振込かPayoneerで送金されますので
今後Lazadaで出店を検討中の方は、
まず、何よりも先にPayoneer口座を開設しておいてくださいね。
こちらのPayoneerも勿論、口座開設費は無料になります。
砂肝産業では今後、この「Lazada」に関しても
情報を発信していきたいと思っています。