2011年3月
オーストラリアのアリススプリングスのリゾートホテルで客室清掃員として働いていた僕
その仕事をやめて向かったのはインドネシア、バリ島。
バリ島にはもう何度も来ていて、定宿でダラダラ過ごしていた
ここから向かうのは・・・宛先不明。
とりあえず北上しようと、バリ島からジャワ島、
首都ジャカルタを目指して移動することに。
その途中、ジャワ島の港から乗った乗合バスで突然バスを降ろされた
プロボリンゴという町らしい。
時刻は夜中の0時
どうやらブロモ山という火山が有名らしいけど、ガイドブックを持たない僕はその山の存在を知らなかった。
だけどバスドライバーが教えてくれたので、せっかくだから明日は山頂まで行ってみることにして
とりあえず寝よう・・・
夜も遅かったので、そのままバス停で寝ようとしたが寒すぎて寝れず
疲労困憊の中、1時間ほどさまよい、ようやく明かりのついた一軒の宿を見つけました
夜中だけど、寒さには変えられない。
早速案内されたお部屋は、風呂トイレあり
ドアを開けた瞬間ゴキブリが30匹位サーッと逃げていく、そんなお部屋☆
翌朝、屋外水道で寒さにブルブルしながら水シャワーを済ませて向かうはブロモ山
原付バイクをブイブイ言わせながら山頂へ向かいます
山へ登ってる途中、降りしきる火山灰と焚き火の煙の中、懸命に働く2人の青年を見つけました

自分と同い年でした
そんなこんなで、山頂につきました。山頂の宿にチェックイン
ここに来た日本人は初めてだと言われ、悦に浸る。

ついたのはいいけど部屋が寒すぎたので、コーヒー一杯飲んでビューポイントを目指しました
通り過ぎる馬を尻目に、山の上まで延々歩きます

老婆にも出会います
戦時中ですと言われても
“はい、そのようですね“
と答えてしまいそうな独特の雰囲気です

そして・・・
山頂からはこの景色

“壮大”という言葉がただただ似合う

火山灰飛び交う中、下降まで歩いていきます
そういえば、山頂の宿付近は現地人のたまり場のようになっていたのですが、
背の小さいおじさんがゲイで、なんか自分をターゲットに見たらしく、人気のない部屋に誘導されて性交渉されました
とはいえ普通に小さい弱そうなおじさんだったので凄んだら平謝りされて、何事もなかったかのようにたまり場に戻っていきました
おじさん溜まってんだなぁと思いました
たとえばさ、
日本では規制とか暗黙の了解とか、あとは常識とかいった「目に見えないしがらみ」だらけで生きづらさを感じることってあるんですよ。だけど安全は高い水準で担保されている
世界の多くの国の場合って、そういった固定概念がないから割とそのままの自分でいれる、
つまり気楽で過ごしやすいと感じるわけなんだけど、その代わりに同じように等身大の自分をさらけ出してる人達から危害を加えられるリスクもあるんだよね
ただ、違う
ただ、それだけのことなんだけど、行く場所や付き合う友人って自分で選べる分、自分にとっては海外の方が生きやすいなぁと、海外に頻繁に行くようになって以降、感じることが多くなった
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