パクリこそ正義であり、人類の英知である理由

商売

こんにちは、砂肝産業のMr.Tです。

最近、ブログもろくに更新しないで何をやっているかというと

新たにウェブサイトを作るため、動きはじめていたのです。

今回はこのブログのような、費用をかけずに更新するような個人的なものではなく

少し大きな規模で事業を進めていきたいと思っていて

数百万円ある貯金を全額、

今回のウェブサイト作りに充てることにしたのです。

正直な話、これがダメなら今後は大人しく定職に就こう・・・

そんな気持ちで、最後のチャンスだと思って臨んでいます。

そんな気持ちで作り始める今回のウェブサイト。

構想を練って、ヨシ、やろう!と思い立ってから知ったことなのですが

僕が作ろうとしていたサービスって、

実はすでに実際にやってる会社さんがあったんですね。

だけど、運用はあまりうまく行っておらず、

全く伸びていないという状況でした。

また、聞くところによると

以前にも同じようなサービスを開設したけど、上手くはいかず

既に撤退したところもいくつかある、とか。

だから僕が今から始めるのって、後発というほど遅くもないけど

決して”日本初”ではないわけです。

以前、僕は自称”日本初サービス”として、とあるサイトの運用を始めたことがあります。

始めたはいいものの、

専業主夫状態の生活で仕事の時間が取れなかったため、

今では泣く泣く運営を諦めたのですが

この間、全く同じビジネスモデルのサイトが出てきていたのを見つけたんですね。

しかもそのサイト、メディアに取り上げられまくっているんです。

それを見た僕は、心の中でどう感じたか、分かりますか?

僕は「完全にパクられた!!!」と思ったわけです。

僕のサイトをパクったかどうかまでは分かりませんが

始めた時期やコンテンツの内容から、僕のサイトに目を通したことがあるのは

ほぼ間違いないという確信も得たんですね。

ということで、確かに僕は不快感を多少感じましたが、

冷静に考えて「社会ってそうあるべきもの」なことにも

同時に気づいたんですね。

だって、”日本初”や”世界初”のように、最初に始めた人しか

参入してはいけない世界だったら、

この世には何の発展もないからです。

始めたタイミングの相違もあるでしょう。

今回の僕のサイト開設の場合、僕の立場は”日本初”ではない訳ですが

当然僕の言い分としては「いや、もっと前から考えてたし!!」と思ってるわけで

なんなら先発のサイトも、海外では既に結構あるビジネスプランを

そのまま日本で始めただけというのを知っています。

今までも同じようなサービスがあったことも耳にしたので

これでパクリだと言われるのは心外だなぁと思うんですよね。

ということで、これから今作っているサイトを事業として展開していくにつれ、

パクったという意識が自分の中に少しでもあると良くないと思い

今回パクリについての是非を、自分の中で綺麗にまとめてみたいと思います。

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パクリで良い理由

皆さんは「パクリ」に対して、どういう印象をお持ちですか?

パクリというは、そもそも「他者を真似る行為」であり

パクられた側は少なからず、僕の様に感情が揺さぶられることになります。

しかしパクる側の視点に立つと、これは一気に反転し

「世の中はパクリで回っている」という視点を持てるようになります。

何だってそうですよね。

レストランだって、旅館だって、ウェブサイト制作会社だって、車メーカーだって、

どんな業種のどんな会社であっても、必ずパクリの要素が入っています。

世界初・日本初に価値はなく、売上やブランド価値、

その事業で獲得した特許の権利などの「実績」に価値があるわけです。

誰しも知らず知らずにパクっている

このように気付かないだけで人は皆、他者をパクりながら成長して

他者をパクることを繰り返してきた仕組みの上で生活をしています。

これは人や会社だけでなく、国も同じです。

先進国と言われる国に存在するサービスや製品を、後進の国がパクることで

追いつけ追い越せの繰り返しで世界はココまで進んできています。

日本も一昔前は欧米をパクリにパクって今の地位まで来ています。

東京タワーしかり、街並みしかり、住宅しかり、価値観しかり、、、

気付かないだけで、世の中のもののほとんどが、パクリから生まれています。

パクられることで本物の価値が上がる

このように見ていくと、パクることは当たり前のことで悪くないと思えてきませんか。

もちろん、パクること自体は悪くないのですが

逆にパクられることで、先行者の価値が上がることもあるという例もあります。

例えば東南アジアの市場や露店で、軒を連ねて売っているブランドのコピー商品。

日本でも20年前までは普通に売られていましたが、最近は見ることのないシャネルやグッチなどの激安コピー商品。

これ、本物のブランド側が迷惑していると思いがちですが、

見方によっては「偽物があるからこそ本物の価値が上がる」とも考えられます。

僕がいつも考えていることで「物事は必ず色んな視点を持つ」ということがあります。

ハイブランドのコピー品が出回るからこそ、本物を持ちたいという欲求が生まれ

偽物が出回るからこそ、ブランド名が知名度を上げるのに役立つのです。

もともとハイブランド品を買いたいと思う層の人は

本物を持てない人が多ければ多いほど、そこに価値を感じます。

沢山の人が本物を変えずにコピーを買うからこそ

オリジナルのブランド価値が高まるのです。

ここで、パクる際の鉄則が見えてきます。

それは「パクるならオリジナルを超える価値を生み出さないと、本物の餌になるだけ」ということ。

コピー品をコピー品として売り出しても、その事業の価値は低いままなのです。

コピー品を売るのなら、最高のコピーブランドとして、

本家に歯向かっていく必要があるということです。

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上手なパクり方と下手なパクリ方

一口にパクると言っても、そのやり方は千差万別です。

上手なパクリ方は【参考】と呼ばれ

下手なパクリ方は【猿真似】と呼ばれるほどに違いますが

言い方が違うだけで、参考もパクリも本質的には全く一緒です。

あのメルカリもフリマアプリの中では後発ですが、

今ではパクリなどと言われることもなく、フリマといえば・・・的な立ち位置を確保しています。

当然僕もメルカリのような沢山の人に使ってもらえるサービスを作りたいと思っているわけですが

ウェブサービスというものはある程度成功したら、

数億円で売却することも可能ですし、ほっといてもお金を生み出す資産にもなります。

だからこそ、ネットをベースに起業するというのは

今の時代に大切な視点です。

考えてるけどビジネスプランが思いつかない方は、

まずは「パクリは悪」という無意識で感じている思考を

改めるところから始めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、このブログでは「堂々とパクって下さい」というビジネスプラン

50個をまとめて販売中です。

まだほとんど売れていないので、そのままパクって

自分のビジネスを作り上げてみて下さいね。

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