こんにちわ、砂肝産業Mr.Tです。
涼しかった7月、暑かった8月も明けて9月に入りました。
ここ横浜では雨ばっかり降ってますね。
最近ふと見た映像が目に入ってきました。
韓国で行われたU-18、野球の国際大会です。
皆さん、この映像を見てこんなこと思ったりしないですか?

スタジアムの中の広告、日本語ばっかりだ。外国人には読めないわなぁ。
そうなんですよね、日本開催だね!って思ってしまうほど日本語で埋め尽くされていますが、ここは韓国の球場です。
国際大会に日本の企業広告が多い理由
僕は自分が動くのは好きなんですが、他人がやるスポーツに興味がないので今まで知らなかったのですが、外国でやる国際大会もこんな感じなんですね。
確かに言われてみると、以前も同じことを世界フィギュアとかバスケの大会とかで感じた記憶があります。
ちなみに、今回の参加国は12か国ということですが、球場内は毎回ほぼ日本語のようですね。
今回開催の集合写真はこちら。

どう考えても『え?日本でしょ?』と思ってしまいますが、右後ろの方に小さくハングルが書かれているので韓国の球場というのは間違いないと思います。
ふと、そんなことに気づいてスポーツの国際大会を軽く調べてみたんですが、
やはり今回に限らず、スポーツの海外での大会に日本企業の宣伝って多いんですね。
一体なぜなんでしょう?
今日はそこを考えてみたいと思います。
日本で人気がある種目だから
日本で人気があるとそれだけ見る人が多いから宣伝の効果も見込めます。そう考えると今回の大会だと野球が人気なのは台湾も韓国も、アメリカも同じだと思います。なのでこれだけが理由ではなさそうですが、大きな一因ではありそうですね。
下の画像はロシアで行われたフィギュアスケートの大会の写真です。ロシア企業はスケール大きな超金持ちも多いと思いますが、ここでも日本企業の広告ばかりです。
観客席は空席が目立ちますね。
これが日本開催だったらこんな風に席がまばらになることはなく、超満員になるので、やはり人気度の違いというのはありそうです。

テレビを見る人が多いから
他の国では人気はあってもテレビで放映したりというのがあまり熱心におこなわれないのでしょうか。個人的な体験として、食事中にまでテレビをつけておく文化がある国はあまりない気がしています。フィリピンなど一部東南アジアは結構テレビ好きなイメージがありますが、日本人にとっては彼らよりもテレビというもの自体にすごく人気がある気がしていますので、他の国と比べて視聴率が高いのかもしれません。
この広告スタイルが好き
広告宣伝って色々あります。看板やテレビCM、チラシなんかも昔からある広告手法ですね。このスタジアム内の看板広告が日本企業は他国と比べて、より効果があると思っている可能性もあります。
下の画像を見ると、フィギュアの大会でジャ〇ネットの宣伝の効果はあるのか?と個人的に疑問に思うようなところですが、この位の企業になると金は使わなきゃしょーがない位だと思うので、効果は重視していないのかもしれません。というか企業の役員の立場になって考えてみると自分が好きなスポーツの国際大会に自分の会社の広告を出すことで喜ぶ経営者も多くいそうですよね。そういった意味では合理的な国の企業は消極的な一面があるのかも知れません。

大会のスポンサーになっている
大会のスポンサーになることで宣伝を出せるようになる場合もあるかも知れませんね。この場合でも結局、スタジアム広告とセットであるスポンサーに日本企業が多い決定的な理由とはならないので、難しいですね。
イメージを植え付けたい
企業のイメージってありますよね。わかりやすいものでなくとも例えばコカ・コーラなら炭酸でスカッとするから、野球のホームランのイメージを・・・とか。可憐で清楚なイメージだからフィギュア・・・とか。
そういうイメージを自然に植え付けさせたいがために宣伝を出すのかも知れません。これだとすぐに結果になるものではないですが、長い目で見たら意外に良いのかもしれませんね。
僕たち日本人は人も企業も本質よりイメージを大切にする傾向があるというのは僕自身も海外へ行って強く感じたところです。

ロールスクリーン型で差し替えてる?
これも疑いました。ロールスクリーン型で差し替えて、日本戦の時だけ国内向け広告を出してるんじゃないかと・・・。ただ、これは違いました。正確にいうとまれにはありますが、球場やスケートリンクの壁などにはまずほとんどないそうです。
合成?バーチャル?
バーチャル広告の可能性もあるかと思いましたが、動く画面に合わせて広告を表示するのはかなり難しい技術だということと、費用が高すぎること、リアルかバーチャルか判別できないくらい自然に溶け込ませるのは今はまだ難しいそうです。
そもそも既に設置してある広告に上から広告を被せるというのは、宣伝費の二重取りになりそうな気もしますので、人気にバラツキのあるスポーツの種目において、苦労してそこまでやるのかというと微妙な気もします。
よって今の段階では、テレビで見て広告が日本語ばっかりだけど、実際は合成広告だった、というケースはあまりなさそうです。
結論:価値観の問題!?
色々考えてみましたが、明確な答えは謎ですが、価値観の違いかもしれませんね。
あとは日本企業って金を貯めこんでいますから、なんとなくこういうところに使っているのかもしれません。
従業員に還元するくらいなら、大会のスポンサーになるほうが税金払うよりは良いと考えているのかもしれませんし。
はたまた企業の役員が、うちの会社は国際大会のスポンサーだぞ!と気持ちよくなるための自己満なのか?
色々出てきますが、ひっくるめて『価値観の問題説』が濃厚そうです。
良い悪いではないですが、そういう部分も日本企業の特徴かもしれませんね。
多分これって日本の球場が、特に韓国語や英語以外の言語で埋め尽くされたら憤慨する人いっぱい出てくると思いますが、この辺は外国は大らかなので何も言ってこないのは救いだなと思います。
・・・と考えていると、『インパクトある名前で、それでいてマイナーな企業』には多大な効果があがるんじゃないかとも思えてきました。
だって、相当な数がテレビで中継を見て、変な会社の名前があれば一切に調べますもんね!
例えばここに、砂肝産業と宣伝が打ってあれば、
【なんだ、その変な名前の会社は?】と調べる人が続出しそうです。
ということで信頼度を高めるためという理由も一瞬考えましたが、そもそもここに広告を出せる位であれば既にそこそこ有名な企業になっちゃってるはずなので、いずれにせよ効果は限定的なのかなと、そんな風に考えました。
要するに今、一番信頼度が必要なのは自分のサイトだってことですね。
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