この記事では、今までの投資は不動産や株などの『有形資産』が対象だったけど、これからは『無形資産』になっていくという話と、
無形資産とはそもそも何なのか?ということを紹介していきます。
こんにちは、世界の砂肝産業が誇る投資家『スナギモ・リバモア』です。
前回の記事で、不労所得があると人生が楽になる理由を説明しました。
今回の記事では『これからは無形資産を作るべき理由』と、具体的にどのようなものが無形資産なのかということを考えてみました。
無形資産とは?
まず大前提に、無形資産とは形がないけど資産としての価値を合わせ持つことです。
無形資産とは企業などが有する資産のうち、物質的実体を持たないが、権利などの形で売買したり、合併などの企業結合により移転したりということが可能な資産。特許や商標、著作権などのような知的資産、熟練工の持つ技能や知識のような人的資産、企業文化や生産、経営管理プロセスのような企業の基盤的資産などがある。
コトバンク
ちなみに無形資産という言葉は、リンダ・グラットン氏によるライフシフトという本によって紹介されてから、有名な言葉となりました。
この本はこれからの時代のバイブルなので、是非何度か読んで、考え方を知っておくと良いですね。
ちなみに以前、何かの記事でも紹介したように『寿命が延びてるのに年金支給が遅れている』現状を考えると、無形資産は有形資産と同様に必要であるという考え方が、この本で主張されています。
ブログとは無形資産である
例えば僕のこのブログも、ブログから多少なりお金が入るようになればそれは立派な資産となります。
ブログとは『無形資産』なんです。
ブログからの稼ぎが上がらない状態の時から日々更新を続けているのは、僕がブログを、いずれ資産になるからだと信じているからです。
皆さんはブログというと、遊んでるだけで仕事っぽくないとか、稼いでる人なんてごく一部でしょ?と疑いの目を向けてしまうかもしれません。
しかし、こちらを見てください。
これは昨年2018年のデータですが、たしかに稼げてない人が20%以上いる一方で、月100万円以上稼いでる人が、なんと10%もいるんです。
これって、10人のブロガーがいたら、そのうち1人は年収1200万円以上ってことですからね。
すごいことですよね。
ノーリスクで出来て、10%の確率で年収1200万ですよ!
ちなみにブログの売上というと広告収入ですが、その広告収入の市場は年々増えています。
つまりブログは成長産業であり、しかも一度稼げるようになってしまうとある程度放っておいても、稼ぎだしてくれる『無形資産』なんです。
僕がブログをやっているというと、こういう声をかけられることがあります。
ブログって1年頑張っても月5万とかにしかならないんでしょ?
それなら普通に働いた方が良くない?
おそらく今この記事を読んでいる方でも、そう思う方も多いかもしれません。
実際に1年頑張って5万円にしかならない人も多いとは思います。
でも僕なら、毎月働いてコンスタントにもらえる20万円と、1年間ただ働きすると翌月からもらえる『5万円の不労所得』なら、後者が魅力に見えます。
その理由を今から説明したいと思います。
僕が月5万円の不労所得を好む理由
毎月20万円って、生活は出来るけど、定職についていたら割とどこの会社でも支給される額です。
一方、毎月5万円というのは確かに生活こそできませんが、お小遣いとして受け取るなら、大きな金額ですよね。
なのでこの労働所得20万円と不労所得5万円を両方受け取れるようになれば、当たり前ですが、生活に余裕が生まれます。
もっというと、ブログ等の場合、既に生み出すことが出来た不労所得5万円を、どうにか4倍に増やすことが出来れば、働かずとも最低限食べていくことは出来るわけです。
そうなってからまた新たに20万円の仕事についたりしたら、それだけで収入は倍になります。
ブログの価値を4倍にするって、実際にブログを運営してる僕からすると、全然難しくないように思っています。
月5万円のブログを4つもつという方法でもいいですからね。
このように労働収入と不労所得の性質は、全く異なります。
何故かというと、不労収入は文字通り働かなくても入ってくるので、空いた時間に他の仕事が出来るようになるからです。
月5万円入ってくるなら、月15万円稼げる仕事をすれば最低限生活は出来るようになるわけです。
こういった『月5万円の不労所得』を増やすことで、生活はどんどん楽になりますが、労働収入だと今もこれからも生活はずーっと、同じ。
毎朝出勤する勤め先から貰う20万円でやっていく生活です。
最初の5万円では生活が出来ないので、大事なことは『今の仕事と並行して始める』ことですかね。
無形資産への投資は増えている
そもそも不労所得を得ることが可能になる無形資産への投資というものは、市場規模で見ても年々増えています。
流れとして無形資産への投資は世界中の多くの国で増えているような状況なんですね。
以下はソニーと楽天の資産構成の推移(2000年~2018年)です。
ソニーなんかはモノづくりのイメージもありますが、機械や商品などよりも無形資産のほうが、既に大きくなっているんです。
今では、あの世界のディズニーでさえ動画配信を行っているほど、日本だけでなく世界中で無形資産への投資が増えています。
これが表すところは、無形資産を利用した仕事が市民権を得て、どんどんと定着してきているということです。
国単位での資産への投資額を見てみると、基本的にインフラがまだ整っていない途上国や、日本や中国、ドイツなどの物づくりを中心としてきた国家はまだ有形資産が優位なんですが、
その差も縮まってきている傾向がありますし、アメリカやイギリスなどは既に有形資産と無形資産の投資額はほぼ同価格となっています。
つまり、世界全体として有形資産への投資は減り、無形資産への投資が増えてきている事実がデータとしてあるんです。
投資で勝つには来ている波に乗る、といったりしますがこの場合だと、無形資産への投資になりますよね。
個人で出来る無形資産への投資
それでは、無形資産への投資がいかに重要か分かったところで、具体的にどんなことが無形資産投資となるのか、考えてみましょう。
資産は育てることで価値が上がる
こう見ていくと、最初に何かしらの労力が必要なのは、無形資産の特徴かもしれません。
ブログなら記事を書き、アプリの開発も勿論、働いて作り上げなければいけません。
有形資産は最初に多額の現金が必要な一方、導入にそこまで『労力』を求められない場合が多いですが、無形資産は結構やらないといけない感じがします。
つまり無形資産というものは育てることにより、長期的に見れば大きく価値を上げることが出来るんです。
有形にも当てはまる部分はありますけどね。
最近だとYoutubeやSNSのフォロワーなども、最初は確かにシャカリキに動く、つまり労働収入かもしれませんが、一度仕組みが出来上がることで”不労所得”に変わります。
人付き合いや健康は現金に換えられるわけでもありませんが、例えば体を壊すとその治療費がかかってくることを考えると、間接的に自分の懐から出ていくお金を減らすことが出来るとも考えられますよね。
支出を減らすというのは、収入を増やすと似た意味を持っていますので、その為に日ごろから気にかけておくというのが、この場合も必要。
つまり資産というのは育てなきゃいけないけど、一度育ってしまえばすごく楽になる性質があるということです。
無形資産を作り始める
ということで、これからは有形より無形資産を作って、来たる将来に『楽をしよう』という話でした。
以下に、ノーリスクで誰でも簡単に始められる無形資産に関する紹介記事があります。
興味が出てきたものがあれば、参考にしてください。