年金が当てにならない日本【世界年金システムランキング】

雑学

この記事では、オーストラリアのとある機関によって格付けされた『世界年金指数ランキング』を紹介・説明しています。

こんにちは、ペンション砂肝のオーナー、Mr.Tです。

皆さんは旅行へ行って、「ペンション」って泊ったことありますか?

ペンションというと、観光地の端の方にある別荘地に佇む西洋風の宿

そんなイメージがありますよね。

今はペンション泊の人気はありませんが、それこそ30数年前の日本でのペンションブームは凄かったようです。

どのペンションも年中通して連日満室で、廊下でいいから泊めてくれ!という客も殺到していたそうですよ。

ちなみに当時はバブルです。

その為、バブル初期に施設を買った人は早々借金を返済し悠々自適に、

タイミング悪くバブルの終盤に買ってしまった人は、良い時期を逃したというだけで長いこと借金の返済に苦しむ人が多かったそうです。

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ペンションは日本語で何?

それはそうと、ペンションって、どういう意味か分かりますか?

実はペンションというのは元々、年金という意味です。

ヨーロッパで退職後の年金生活者が旅行者や学生に向けて、低価格で自宅へ宿泊させる宿を運営するようになったのがキッカケで、それが後にペンションと呼ばれるようになったんですね。

だからペンションには元々「宿」という意味はなく、年金という意味なんです。

今回はそんなペンションでも『年金』のほうをクローズアップして、まとめています。

前回の格付け記事

前回こちらの記事で、日本は現在、移住国として下から2番目に人気がないという話を考えてみました。

こういったランキングや『世界からどう見られているか』という評判系は、どうも気になる人が多いようで、このブログに検索でたどり着く割合が大きい記事の1つとなっています。

記事では正確な機関が発表している情報やデータを基にして、考えているのですが、また1つ『日本が住みづらくなっている』理由が分かるランキングが目につきましたので、今回は紹介したいと思います。

2019年10月に発表されたこのランキング、皆さんはご存じでしょうか。

マーサー・メルボルン・グローバル年金指数ランキング

マーサーメルボルン・グローバル・ペンション・インデックス、通称MMGPIは、メルボルンのモナッシュ大学ビジネススクールの研究センターとマーサーの共同研究プロジェクトで、オーストラリア政府の支援を受けて運営している機関で、

このMMGPIが発表する同ランキングは、今年で11回目の発表です。

このランキングでは40の指標から、

年金システムがしっかり機能するのか、
持続可能なのか、
国民に信頼されているか

などの項目を計算し、『年金に対する総合的な評価』をランク付けしています

このランキングで、日本は37ヶ国中31位のランクDと評価されたという話です。

この37ケ国で世界の全人口の3分の2を占めるとのことなので、大半の人々に当てはまるようになっています。

ちなみに対象の37か国は以下の青く塗られた部分で、

色が薄くなるにつれ、低い順位のところとなっています。

年金指数ランキングの結果

2019年の具体的な結果は、以下の通りです。

グレードが6つに分かれていますので、色分けしています。

グレード: A / B+ / B / C/ D/ E
  • 1位:オランダ
  • 2位:デンマーク
  • 3位:オーストラリア
  • 4位:フィンランド
  • 5位:スウェーデン
  • 6位:ノルウェー
  • 7位:シンガポール
  • 8位:ニュージーランド
  • 9位:カナダ
  • 10位:チリ
  • 11位:アイルランド
  • 12位:スイス
  • 13位:ドイツ
  • 14位:イギリス
  • 15位:香港
  • 16位:アメリカ
  • 17位:マレーシア
  • 18位:フランス
  • 19位:ペルー
  • 20位:コロンビア
  • 21位:ポーランド
  • 22位:サウジアラビア
  • 23位:ブラジル
  • 24位:スペイン
  • 25位:オーストリア
  • 26位:南アフリカ
  • 27位:イタリア
  • 28位:インドネシア
  • 29位:韓国
  • 30位:中国
  • 31位:日本
  • 32位:インド
  • 33位:メキシコ
  • 34位:フィリピン
  • 35位:トルコ
  • 36位:アルゼンチン
  • 37位:タイ

年金指数ランキングを見て思うこと

このランキングを見て、皆さんはどう思いますか?

僕は結構、衝撃的でした。

北欧やカナダは元々そういうところに重きを置いているので、驚きはしないですが、ペルーやコロンビアなどの経済的に苦しいイメージのある南米諸国が結構入っていますし、インドネシアやマレーシアよりも下で、さらにインドやフィリピンとは変わらない順位ですからね。

たしかに「老後2000万円」発言の問題もあったばかりで、年金に信頼性は一切ないわけではありますが、それでも日本は昔の良かった時代のイメージを今まで引きづっているというだけで合って、

個々人の生活に対する経済的余裕や安心感というのは、データで見ると『かなり厳しい状況』だということが理解できますよね。

最近は老後への貯蓄が必要という話も良く議論されますが、そもそも人生一度なのに貯金に勤しんで、しかもその頑張って貯めた貯金なんて使い切るまでもたかがしれるのですから、

もっと「お金にポジティブに向き合える社会作り」の方が必要なんではないか?と思ったりはしています。

他の国の年金システムは分かりませんが、格差が大きく、年金を徴収していない層が多い国もあると思いますので、一概には言えないですが、まぁどんどんどんどん生活しずらい国になっていくんだなという印象です。

ブルームバーグのコメント

以下は、ランキングに関する記事を発行したブルームバーグのコメントです。

Japan came in at No. 31 and was ranked with a D — a grade that reveals “major weaknesses and/or omissions that need to be addressed.” A key recommendation included raising the state pension age as life expectancy continues to increase in the nation.

 日本は31位で、ランクはD。ランクDとは、対処する必要のある「重要な弱点や不備」があるとされるグレード。平均寿命が伸びいることから、年金受給開始年齢を引き上げる必要性などが指摘されている。

アメリカとの比較

昔も今も世界の大国を走り続けるアメリカと比較すると、こうなっています。

アメリカもすごく良い結果ではないですが、それでもCグレードです。

とにかく日本は、持続可能かどうかがアメリカの半分の評価が出ています。

持続可能でないということは、つまり今の若い世代ほど注意しなければいけないという結果ですね。

なんとなくですが、40年後に自分が年金をもらう立場になって、『当時から予想はされてたけど・・・』と言いながら、

予想を大きく反して、年金を一円ももらえなくなった!と発狂しているという画が目に浮かぶ自分がいます。

こうならないでほしいのですが・・・

Adequacy・・・適正かどうか
Sustainability・・・持続可能かどうか
Integrity・・・整合性があるかどうか(整備具合)

年金指数ランキングの資料

今回の記事の元となった資料はこちらです。

英語ですが、気になる方は頑張って読んでみて下さいね。

結構ちょくちょく感じるのですが、日本は英語を話す人が少ないですし、日本語から情報をとることしかしない人が大半なので、海外での報道と比較して偏った情報が出ることがあります。

特に震災があった時や、国全体に関わる大きなニュースがある時などに多いですが、普段の生活にも結構損することがあって、特にこれはすごく勿体ないことだと思っています。

英語でも情報を得るようにすることで人生は大きく変わってくる可能性がありますよ。

世界の標準語は英語なので、なるべく英語から情報を得る癖をつけておくと、将来の得になるなと、個人的には感じています。

やはりオランダ移住が良いのか

年金のことだけを考えると、オランダ移住が良いのでしょうか。

オランダは日本国籍保持者が移住しやすい国の1つということなので、年金が不安で不安で・・・・という方は検討してみても良いのかもしれませんね。

以上、世界の年金システムランキングについてでした。

これからは貯蓄ではなく投資に前向きになって、資産を守るのではなく、資産を増やす方向に舵をきりたいところですね。

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