【マンション?】戸塚区俣野町にそびえたつ城のようなビルは何なのか?【住宅?】

国内

こんにちは、砂肝産業です。

今回も記事を書いていきたいと思うのですが、

今回は僕の住まいである神奈川県のローカルネタになってしまうので、

他府県にお住まいの方にとっては、とことん浅めの記事になってしまいます。

とはいえ、暇つぶし程度に是非読んでいってもらえればなと思います。

今回のテーマは「戸塚にある城のようなビルは何!?」です。

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戸塚区俣野町にある巨大ビル

横浜市戸塚区というと、横浜の中でも外れの方にあるイメージで、

なかなか観光などでは行くこともないエリアですよね。

そんなちょっと「田舎感」すら漂うこの地へ行くと、

「ドーン!!!」と目に入ってくるビルがあるんですよね。

それが、これ!

「ドーンッ!!!」

戸塚区俣野町にある高層ビルの異様さ

いや~、いつも思うことなんですけどね。

何というか、このビル、爽快じゃないですか?

本当、気持ちよいくらいに突き抜けてるなぁって、いつも思っていたんですよ。

味があって良いんですよ。

最近のただただ「きっちり建てました」みたいな高層ビル、

たしかに安全でシンプルで見た目も悪くはないのですが

なんかこう、無機質すぎてしまうんですよね・・・。

僕はこの辺りを通るたびに、なんか変なビルあるなぁくらいに思っていたのですが

ちょっと気になって調べたら、色々な事情があったみたいですね。

ちなみになんですが、このビルの周囲はそれこそ高い建物が一切ないので

本当にこのビルだけが異様な感じを放っているんです。

俣野町の巨大高層ビルの栄華

長い間気にはなっていたのですが、別に誰かに聞くこともなく

きっとマンションだろうくらいに感じながら、月日は流れていきました。

でも先日、ちょうどこの辺りのコンビニに行きまして

せっかくなんで店員さんに聞いてみたんですよね。

そしたらなんとあのビル、元々は「ホテルエンパイア」という、大きなホテルだったそうなんです。

なーるほど、ホテルかぁ!!!とは思いませんでしたが、

聞くところによると、このあたりには昔「ドリームランド」という日本版の夢の国(遊園地)があったところのようだったんです。

僕も小さいころ、友達や親と頻繁に行っていた記憶があります。

「空中ブランコ」とか名物オジサンのいる「円盤形の乗り物」があったりして

とても楽しかった記憶があります。

そのドリームランド目当てに訪れるお客さんを泊めるためのホテルだったんですね。

しかもこのホテル、城のように見える屋根のすぐ下の階が「回転レストラン」として営業していたそうで

戸塚の田舎景色を食事を楽しみながら、360度眺められていたということなんですよ。

これもまた凄い話です。

ホテルエンパイアの現状

そんなホテルエンパイア。

ドリームランドの開業とともに沢山の歴史を紡いできたと思うのですが

30年で閉鎖して、それ以降は10年ほど廃墟の期間があったようですが

2006年に東京薬科大学の図書館棟として使われるようになったそう。

周辺は団地なども多いですから、良い使い方かもしれません。

遊園地の横浜ドリームランドに併設される形で1965年(昭和40年)3月28日に開業し、ちょうど30年後の1995年(平成7年:月日不明)に閉鎖された。

ホテルエンパイア – Wikipedia

と、ここで先日この団地の近くを通って思ったのですが、

この団地「ドリームハイツ」っていう団地群で、規模が凄いんですよ。

とにかく、団地がいっぱい立ってる(笑)

そんなドリームハイツって名前を聞いて、またさらに思い出したんですが

ここ、有名なラッパー「サイプレス上野とロベルト吉野」の生まれ故郷なんですよね。

若いころはよく日本語ラップを聞いていたりしたのですが、なんとなくそんな話を聞いたことがあった気がして調べてみると、ドンピシャでした。

最近だと、サ上さんの方はラジオやってたりテレビ出てたり、

ラップ以外のところでも色々活躍してるイメージがあります。

夏の時期には毎年「ドリームハイツ夏祭り」っていうイベントを

団地の敷地内でやってるみたいですね。

サイプレス上野とロベルト吉野 ドリームハイツ夏祭り 2017 -WONDER WHEEL-

ホテルエンパイアの元の姿

と、そんな感じに話がズレてしまいましたが

この旧ホテルエンパイア、何を隠そう

元々この形ではなかったらしいんです。

いや、僕も当時小学生とかで何度もこの辺りは来ていて目にしてるはずではあるんですが、全然覚えていないんです。

子供の頃って、やっぱり全然見ている景色が違いますよね。

昔はこんな感じだったようですよ。

「ドーン!!!」

ということで、予想すらしなかったのですが、以前ホテルとして営業していた時は

この建物は五重塔スタイルだったらしいのです。

すごいインパクトですよね。

コロナ前のインバウンドの時であれば、内装を昔の日本風のものにリフォームしたら

また外国人観光客で昔の賑わいを取り戻せた気がしますね。

1995年というと、なんか最近の気がしてしまいますが、もう26年前の話です。

築年数も56年になりますから、建物として使い続けるにはなかなかメンテナンスがいる年数です。

とはいえ、ドリームランドもなくなった今、

戸塚区最後のランドマークとして、残っていってくれたら

昔を振り返ることができる素敵な存在として、思い出も紡いでってくれるのでしょうね。

まとめ

ということで、なんとなくまとめたくなった衝動で書いてみた今回の話。

海外へ行けない昨今ですから、国内の情報もたまには更新していければと思っています。

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